長期OFFです。引き続き余談を。
沖縄に旅行に来ています。今日は天気の予報があまり良くなく、遠出を辞めて那覇市内でブラブラすることにしました。
「牧志」という駅からモノレールに乗って「おもろまち」まで。サンエーという地元のスーパーに行ってお土産を買いにいきました。
大田先生の沖縄好きの友人が教えてくれた土産を探して購入。ポーク入り油みそは愛知でいうところの「つけてみそかけてみそ」でしょうか(´▽`)
サンエーが入っていたのは那覇メインプレイスという大きなショッピングモールです。ここにも本屋あるんじゃないか?と2階に上がると書店がありました!
球陽堂書房?いかにも沖縄らしい名前の書店ですね。売り場面積は広いですが、学習参考書コーナーで拙著「勉強のキホン」は発見できず。
「こんな沖縄の地元書店には無いんかなぁ~」と諦めていると、入口近くに発見!
棚差し陳列ではありましたが、入口入ってすぐの話題本新刊本の棚に置いてくれてました!おおお!球陽堂書房さんありがとうございます!
お土産買えたし、「勉強のキホン」も確認できたし、良かった良かったとモノレール駅へ向けて歩いていると、なんだか見覚えのある風景にモヤッとした気持ちになりました。
あ・・・れ・・・?
ここって、もしかして・・・
あぁやっぱり!シュガーローフ!
中学生高校生大学生、もちろんわからないですよね。大人であっても30代40代でもわかる人は一握りでしょうか。
偉そうに書いてる私も知ったのは数年前の沖縄旅行でです。たまたま宿泊したホテルのライブラリーで沖縄戦についての資料を読んで知りました。そのときの帰りにこのシュガーローフを見に来たんですよね。
シュガーローフというのはアメリカのお菓子の名前で、米軍軍人がその土地の形状から名付けた土地名です。沖縄では慶良間(きらま)チージ、日本軍はすりばち丘と呼んでいた土地みたいですね。
なんてことない今はただの給水塔ですが、この小高い丘は沖縄戦の最激戦の戦地だったのです。
詳細を書いた外部のブログ記事を貼っておきます。
動画も貼っておきますね。(編集されてはいますが、戦闘を映しています閲覧注意です)
日本が終戦を迎える1945年5月、7日で5000人の人が亡くなったと言われるこのシュガーローフでの戦い。その戦地が形をとどめて残されているのです。
この戦場跡地の裏側には今やタワーマンションが2棟、横にはホテルの大きなビルが建ち、道を挟んだ向かいには皮肉にも欧米のブランドが沢山入った大きな免税店が出来てます。
このギャップがまたモヤモヤとした気持ちにさせますね。いや、この発展は喜ばしいことなんかな。
シュガーローフに気がついてから改めて見てみると、泊まっているホテルからもそこは見えてました。
ビルがザクザクとそびえる地区に、静かに佇む給水塔とシュガーローフ。
ホテルからシュガーローフが目に入るたびになんだか胸を押されるような、モヤッとするような、とても複雑な気持ちになりましたね。
実際にここで米軍と日本軍が戦闘を繰り広げていたというのは、頭では知ってましたが、実際に現地に来てリアルに感じるとまぁ恐ろしいです。
月並みなことを言えば、「この戦争の過ちを繰り返さぬよう、風化せぬよう、この土地はずっと残すべきかなぁ」とは思いましたけどね。
戦闘が激しすぎて、話の規模がデカすぎて、話がデリケートで、ブログらしい締めの言葉らしいことも一言では言えずにモヤモヤとしちゃってます。
今日は
「呑気に観光をしていたら、その場所が沖縄戦激戦地だと気づかされてモヤモヤとした」
という切れ味悪い記事でお送りしましたm(__)m
明日愛知に帰ります!
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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