※この記事は2016年春受験生へ向けて書いた記事です。
こんにちは。
データ室長の澤木です。
愛知県全県模試の追跡調査をもとにしたデータをご紹介しています。一般入試・推薦入試に合格するための内申・偏差値・当日点を数値化してまとめました。
本日11校目は犬山高校です。
一般入試データ
内申
2008年からずっとレベルが上がっていましたが、2013年をピークに、ここ2年はまたレベルが下がってきました。少し入りやすくなったようですね。
内申20台後半から合格率が上がっていることが分布図から読み取れますね。20台前半ではほとんどの年度で厳しい合格率。直近の2015年は内申20台前半でもそこそこの合格率ですねえ。
合格の目安は内申25でしょうか。このまま推移が下降線を辿ってくれれば、内申20台前半でも良さそうですが、そんな保証はありません。
偏差値
平均は内申とよく似た推移となっていますね。2013年をピークに下降線です。
合格目安は偏差値40台後半かと。偏差値45以上あれば合格率は80%ほど。40前後だと大体合格率50%です。
当日点
合格目安は当日点45点です。
高得点でも不合格になっている人が居ますが、それは原因がよくわかりません。イレギュラーだと思って無視して良いのではないかと。
当日点60点以上とって不合格なのはわけがわかりません。
推薦入試データ
内申
推薦をもらえばほぼ合格していますね。分布表はほぼ真っ赤です。
最低でも内申21でもらっている人がいますが、年度によっていたりいなかったりです。内申21や22で推薦をもらうのは特例と考えたほうがよさそうです。
推薦をもらうなら内申24以上は必要と考えておくべきでしょう。
偏差値
落ちている人の法則がこの分布では読めない感じです。目安は読み取れません。
合格者の平均偏差値は一般のそれとほぼ同じですので、入ってから苦労しないためには偏差値40台後半まで伸ばしたいですね。ただ合格だけを目指すだけなら気にしなくて良いですが。
推薦合格率
2012年と2013年は少し希望者が増えて競争率が高くなりましたが、それ以外は合格率80%超えです。もらえるならもらっておきましょう。
まとめ
犬山高校を目指す生徒は、
内申25、当日点45点が目安です。
ここ2年間の下降線を見ていると、内申はもう少し低めでも合格できそうです。当日点45点以上とれればですが。
どうしても犬山高校に行きたい!という人は、内申を集めて推薦合格を目指すのが良いですかね。倍率低めですしね。
以上です。
犬山高校を受験する中学生、保護者の参考になるとうれしいです。
澤木宣彦
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