※この記事は2016年春受験生へ向けて書いた記事です。(2017年春受験生向けの最新記事は有料ですがこちらからどうぞ)
こんにちは。
データ室長の澤木です。
愛知全県模試の追跡調査資料より抜粋したデータを皆さまにご紹介することとなりました。
一校目は小牧南高校です。
岩倉市民も北名古屋市民も自転車で通うことが出来る学校です。
当塾の生徒も毎年のように数名送り込んでいます。
そのため、ある程度の合格ラインは肌感覚でわかりますが、
人の感覚ってあいまいだったりしますからね。
データをもとに個人の見解によって変動がない数字で見ていきましょう。
一般入試のデータです。
内申別合格者
偏差値別合格者
当日点別合格者
この3つを過去8年間のデータをもとにまとめました。
ご覧ください。
グラフはここ8年間の内申・偏差値の推移です。
内申・偏差値ともにはっきりと下がってきていることが目で見てわかりますね。
2013年は定員割れを起こすなど、年々入りやすくなっている高校です。
表は成績ごとに合格率を分布したものです。
すべて合格率ごとで色分けしてあります。
赤に近づくほど合格率は上がり、青に近づくほど合格率は下がります。
さて、まずは内申から掘り下げて見てみます。
定員割れした2013年と、ブレが大きい2011年は考慮しないでおくと、
内申は35以上あれば合格は堅そうです。
入りやすくなってきたここ数年で見ますと、
内申32あれば当日の試験で余程の失敗をしない限りはセーフティなのかなと思います。
31でも80%以上はあるので勝負したいです。
それ以下になってくると当日点次第ですね。
点数が取れない中学生は厳しいかと。
次に当日点を。
当日点が内申にかかわらず65点以上あればほぼ合格でしょう。
70点あれば確実でしょうね。
そんなに点数を取る自信がない人でも少なくとも60点はほしいところです。
50点台でも合格は出ていますが内申が足りてない人は怖いですね。
50点前半くらいしか取れない中学生はそもそも受けていないですから。
最後は偏差値。
この偏差値は愛知全県模試によるもので、調査対象受験者の最新受験回におけるデータが採用されています。
大部分が愛知全県模試の第5回のデータと思ってもらっていいでしょう。
第6回は受験者が少ないですしね。
偏差値50以上あれば90%以上の合格率が出ています。
逆に50を切ってしまうとどんどん合格率は下がる傾向があるので、
小牧南は偏差値50が目安でしょう。
私の意見をまとめます。
一般入試を受けるなら、
最低でも内申は30、当日点は60点以上はほしい。
内申35以上か当日点70点以上ならほぼ確実に受かる。
目安のラインはこのあたりかなと思います。
参考にしてみてください。
次は推薦入試のデータもまとめてみます。
追記 2017年春入試向けに2016年春のデータも加えた有料記事を新たに公開しました。購入にはアカウント作成の手間はありますがよかったらこちらから↓
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澤木宣彦
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