OFFです。余談を。
元生徒で元講師である竹浦先生が後楽園ホールでの格闘技イベント「クインテット」に出場をするというお知らせは以前ここでしましたね。
ちょうど塾の連休に重なったので応援に行ってきました。
生まれて初めて後楽園ホールにやってきました。ここはボクシングとかプロレスとか格闘技イベントの聖地です。
パンフレット表紙はプロデューサー桜庭和志ですね。あえて過去形で書きますが、強い格闘家でした。華のある選手でした。
パンフレットを開くと良い場所に竹浦先生が。
ちなみに中央上部、見えますか?大会直前に参戦決定した内柴正人です。
柔道オリンピック2大会金メダリストの内柴です。過去にいろいろあったので長いブランクを経ての復帰戦だそうです。
組み合わせや戦況によっては内柴と竹浦先生が対戦することもあるわけです( ゚Д゚)なんか凄すぎて麻痺してきます。
竹浦先生のチームはグラップリング(寝技)のスペシャリスト集団だそうで、強い選手が全国から集まった中京大中京高校のような位置づけなんだそうです。
ダントツ優勝候補なんだとか。
他のチームは内柴のように寝技と投げ技のある柔道家であったり、寝技と投げ技と打撃も加えた総合格闘家であったりするそうです。
様々な選手が集まるグラップリングの大会です。竹浦先生の所属するチームカルペディエムが連覇を果たせるかどうかが見どころです。
格闘技イベントPRIDEとかTV番組すべらない話で入場時に選手名を派手にコールする外国人女性いるじゃないですか。レニーハートさんという方みたいですが、あの方がコールしてくれてました(゚д゚)!
マァサァキィタァケェウゥラァ~!!なんて呼ばれてましたね。これが地味に凄い。
このイベントは格闘技チャンネルのようなところで生配信だったようです。撮影クルーも入ってます。今更ですがちゃんとしたデカいイベントですね。
竹浦先生は…緊張している様子は感じませんでしたね。なんというかこの場この戦いを楽しんでいるように見えました。物凄いステージなんですけどね(^^;)
例えばこの写真は決勝時のものですが、相手は1回戦で華麗な腕ひしぎ十字固めで一本を取って勝利をしていた選手でした。
竹浦先生はこの選手と互角以上の戦いを見せ、あわや一本とれるかという善戦を見せてくれましたが時間切れのドローでした。
普段のジムで指導している子どもたちも応援に来ていましたが、一本での勝利を逃がしたので会場に来ていた子たちに向けて「いいところ見せれなくてスマンな」なんて手を合わせて謝る素振りを見せるゆとりまでありました。
いい意味でふてぶてしく大会を楽しんで出場していて良かったです。
竹浦先生にとっては、たとえば後楽園ホールに出ることであったり、有名選手と同じ大会に出ることであったりは、決して目標じゃないんだろうなと。
ここがゴールじゃないからこその落ち着いたふてぶてしい戦いぶりを見せてくれたのだろうなと勝手に思ってます。
とても良い試合でした。大会自体も玄人好みでとても面白かったです。
また直接竹浦先生に会った時に試合のこととか聞いてみたいです。
思い返せば竹浦先生は中2の頃にさくら個別に入塾してきました。
ご近所の集団指導塾でそこの先生ともめて塾の壁に穴を開けて退塾して来たとかいうしょうがないエピソードを彼は持ってます(;・∀・)
勉強も大して好きじゃなかったですね~。高校入試時の面談は目の前で親子喧嘩を始めました。
「もういいって!私立の推薦でいいって!」
春まで受験勉強をしたくないパワーを全開にして2学期で私立推薦入試で受験を終えました。
そんな彼は運動が抜群に出来たかというと当時はまだそうでもなく。野球を続けていましたが、そこでは才能は開花しませんでした。
柔道全国区の私立高校に進学するも、野球をしていてまだ格闘技に出会ってません。
ここまで頭角を現す雰囲気無いですよね。心身共に。
ここからです。ここから変わっていきます。
まず、人柄がだんだんと丸くなってきます。長い反抗期が終わったのでしょうか。元来持つ人懐っこさを武器に多くの人たちと繋がっていったように思います。
そして大学からだと思いますがようやく格闘技に出会います。これがハマったようで相当やりこんでましたね。
大学は国際系学部だったので海外語学留学が必修でしたが、格闘技の本場と言う理由でアメリカを選んでましたね(;・∀・)
そして、アメリカの地元格闘技ジムに勝手にアポをとって授業後に通ったようです。語学の勉強よりも格闘技の勉強を熱心に取り組んで帰ってきました。
また、彼とは韓国とか京都とか一緒に旅をしましたが、旅先ですぐに地元の格闘技道場があると飛び込みで練習参加をお願いしてましたね(^^;)
ちょっとした道場破りです。
京都では飛び込み練習から帰ってきて「一人すごい強い人いました」なんて楽しそうに報告してくれたこと覚えてます。
野球で培った努力を重ねるスキルを格闘技にぶつけ、多くの人と繋がって、今や格闘技で頭角をあらわして港区のジムで指導をするまでになりました。
竹浦先生は心身共に大きくなりましたね。
・・
・
私は壁に穴を開けてた中2からのことを思い出しつつ、しみじみと竹浦先生の試合を見ました。
大学4年になって「就職しない。格闘技でやっていく」と言い出した竹浦先生に不安にさせられたお母様も、今はホッと胸をなで下ろしているといいです。
QUINTETお疲れ様でした。
チーム優勝出来なかった事が本当に悔しい。
個人的には色んな人に支えてもらって関わってくれた全ての人に感謝を伝えたいです。
ありがとうございました!#quintetfn5 pic.twitter.com/vMuwgH47NZ— 竹浦 正起 Takeura Masaki (@ossnippon) October 27, 2020
これからの竹浦先生の活躍に期待したいと思います。
余談でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
おかげさまで2冊目を出せました!
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國立拓治
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