(追記2017年2月24日)
今年出された倍率の数値は昨年まで発表されていた数値と発表タイミングが違っていて、算出方法が少し違うので単純に比較はできませんが、あえてそのまま比較して作成しました。
過去の倍率と比較するならば今回発表された数値はだいたい普通科で(0.1程度)倍率が増しそうで、専門学科で(0.15程度)倍率が増しそうです。
本日21時過ぎに推薦入試の志願者数と一般入試の倍率(志願者数)が同時に発表されます。
これは今回から同日実施になったからですね。倍率の表記とかどうなっているのでしょうか?発表が楽しみです。
現在中2のお子さんを持つ保護者も来年のためにどうぞご覧になっておいてください。
岩倉・北名古屋在住の方々の見どころはこんなところかと。
見どころ1・岩倉総合の下がってきた推薦希望者の具合
見どころ2・1群2群共通校になった小牧南の推薦&一般倍率の動き
見どころ3・1群2群共通校になった松蔭の一般倍率の動き
見どころ4・共通校設置の余波を受ける高校たちの一般倍率の動き
見どころ5・近隣専門学科の倍率の動き
こんなところでしょうか。
21時の発表後にこれらの見どころについて書いてみたいと思います。発表を待ちましょう。
それでは後ほど。
・・・・・・
愛知県教育委員会より発表されました!リンクはしばらくしたら切れるかもしれませんがコチラからご覧ください↓
先程書いた見どころについて見ていきますね。
見どころ1・岩倉総合の下がってきた推薦希望者の具合
総合学科の人気の火をつけたのが岩倉総合高校だと言われています。総合高校の数も増えてきて、時も経ち、総合学科への人気も一段落ついた印象でいます。
それを裏付ける志願者数の減少。合格者平均偏差値や内申がどんどん上がっていたのは少し前の状況。
今年の状況はと言うと・・・推薦入試の状況と一般入試倍率を今回含め過去4年遡ります。
岩倉総合の今回の推薦志願者数92人→83人→113人→112人→122人
岩倉総合の今回の倍率1.59倍→1.61倍→2.02倍→1.80倍→1.66倍
推薦志願者は昨年よりも増えましたが、最大120名合格が出せるので、よほどのことが無い限り全員合格です。
今回の倍率は見た目下がりましたが実際読めません。油断禁物です。
見どころ2・1群2群共通校になった小牧南の推薦&一般倍率の動き
1群2群共通校になることで受験しやすくなりました。おのずと倍率は上がるでしょう。
ただ、進路希望調査の推移を見る限り跳ね上がる感じでは無さそうでした。では実際どうなったかというと・・・一般入試倍率を今回含め過去4年遡ります。
小牧南の今回の倍率1.83倍→1.61倍→1.62倍→1.62倍→1.43倍
多少上がりましたね。推薦を抜くと実際はもう少しだけ上がるかもしれません。
推薦志願者数は29名と減少してます。昨年34名、一昨年41名ですからね。今回も推薦は全員合格となるでしょう。
見どころ3・1群2群共通校になった松蔭の一般倍率の動き
ここは進路希望調査で倍率が跳ね上がりました。推測、松蔭に一番入りやすかったのは2年前がピークでしたね。
今年の倍率の上昇はどこに落ち着いたのか?一般入試倍率を今回含め過去4年遡ります。
松蔭の今回の倍率2.36倍→1.90倍→1.67倍→1.80倍→1.81倍
進路希望調査で3倍に乗った松蔭ですが、ここまで落ち着きました。しかし推薦組を省いて再計算するとやはりもう少しだけ倍率が上がりそうです。ここ数年が低すぎた感ありますから、少し前に戻ったと思いましょう。
合格者平均偏差値は上がるはずです。松蔭目指す人は頑張って!
見どころ4・共通校設置の余波を受ける高校たちの一般倍率の動き
名古屋西や中村や熱田が松蔭の余波を受けています。状況を見てみましょう。一般入試倍率を今回含め過去4年遡ります。
名古屋西の今回の倍率2.85倍→2.42倍→2.17倍→2.17倍→2.49倍
熱田の今回の倍率2.91倍→3.30倍→3.07倍→2.99倍→3.38倍
中村の今回の倍率2.37倍→2.18倍→2.20倍→2.22倍→2.32倍
名古屋西と中村は松蔭とも組み合わせることができるようになり、より便利になりました。それを反映して倍率を上げています。推薦組を考慮に入れるともう少し上がるでしょうか。今年は厳しい戦いになりそうです。
熱田は松蔭に吸われる形で過去5年で一番低い倍率に見えます。推薦組を考慮に入れると例年並みでしょうか?なんだかんだ3倍近くありますから人気校ですけどね(^_^;)
見どころ5・近隣専門学科の倍率の動き
専門学科は定員が少ないこともあり、志願者の小さな変化でも倍率に大きなインパクトを与えます。
そんな理由から専門学科は進路希望調査での数値に注目すべきです。
さて、岩倉・北名古屋近隣の専門学科の動きを確認しましょう。一般入試倍率を今回含め過去4年遡ります。
西陵総合の今回の倍率1.67倍→2.03倍→1.93倍→2.29倍→2.07倍
一宮工業(機械)の今回の倍率1.68倍→2.38倍→1.93倍→2.43倍→1.98倍
一宮工業(電気)の今回の倍率1.70倍→1.47倍→1.59倍→2.12倍→1.55倍
一宮工業(建築)の今回の倍率1.41倍→1.79倍→1.68倍→1.57倍→1.58倍
古知野(総合ビジネス)の今回の倍率1.86倍→1.90倍→2.58倍→2.21倍→2.74倍
一宮商業の今回の倍率1.78倍→1.69倍→1.96倍→1.90倍→1.95倍
最新倍率は推薦組を含んでいます。大きくブレる要素を含んだままの倍率なので、こちらも油断禁物です。
以上です。いろいろと書いてみましたが、倍率が発表された日の例年の締めの言葉を書いておきますね。
「倍率を知ったところで結局やることは当日の筆記試験に向けて頑張るだけ!」
ですね。
また気になる動きがあったら書いてみますね。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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