先週のことです。早く寝なさいと日々生徒に指導する私が、平日に深夜3時まで本を読みこんでしまいました(^^;)
俗に言う「ハマる」という感覚で、夢中になって本を読み切ってしまいましたね。生活リズムを崩してしまったのは反省ですが、途中で止めることができませんでした。
「バッタを倒しにアフリカへ」というタイトルの本です。タイトルも表紙の写真もグイグイ興味をひいてきますよねw
この本がまぁ面白かったんです。ご紹介させてください。
蝗害を解決すべく40年進化の無いバッタ研究にアフリカの現地で挑む!
見出しの通りです。バッタによる農作物の被害は蝗害(こうがい)というそうです。
ウィキペディアで見たのですが、中国やヨーロッパでは紀元前からこのバッタの被害は記録されているそうです。
多くの国で過去の災害となっているバッタの被害ですが、国土が広大なアフリカなど駆除が大変な国ではまだ甚大な被害を及ぼす災害なのだそうです。
この本に書いてあったのですが、もう40年もバッタ研究は進歩していないそうです。と言うのも誰も災害現地であるアフリカで腰を据えて研究するバッタ研究者がいなかったそうです。
ならばやってやろうじゃないか、バッタの被害を減らせれば食糧問題の解決にも寄与できるじゃないかと、著者である研究者の前野さんがアフリカでの研究に挑むお話です。
この本のどんなところが良かったかと言うとですね、
まず災害をもたらすバッタについて知らなかったいろいろなことがわかって面白く、バッタ被害に立ち向かう前野さんの姿に心が熱くなります。
あとは発展途上国であるモーリタニアという国のいい加減な感じが面白くて、そして何より著者の前野さんが書く文章が面白いんです。
こんな多くの理由から私は深夜3時までかけて読み切っちゃいました(;・∀・)
昆虫の研究で生計を立てるというのはとても大変で、いかに生活するお金を工面するのかという面で苦労されてました。
この書籍も研究を応援してもらう人を増やして援助を受けやすくする策の一つなのかもしれませんね。
熱い想いを感じるこの本を読んで、私は前野さんを応援したいと思いました。とても面白いこの本、おススメです。
光文社 (2017-05-17)
売り上げランキング: 110
挿入される昆虫の写真はそれほど大きく無くて、虫があまり得意でない方にも多少配慮されてます。よって女性にもおススメしておきます!
(虫がまるでダメな方には勧めるのは断念しておきますw)
著者である前野さんのブログはこちら↓
今日はこのへんで。
それでは。
著者の前野さんからこの記事へツイッターでメッセージもらえました(^o^)↓
@sakurakobetu お楽しみくださり、どうもありがとうございます!
— 前野ウルド浩太郎 (@otokomaeno175) 2017年5月28日
「友だち登録」でblog更新情報をLINEで通知します!
國立拓治
最新記事 by 國立拓治 (全て見る)
- 中学英語教科書ニューホライズン2年にだけ掲載されてた「英単語の覚え方」 - 2024年11月18日
- 愛知公立高校進路希望倍率ベスト10~2024年と2006年を比較!~ - 2024年11月14日
- [小学生]これだけ!英単語360の特典クリアファイルプレゼント! - 2024年11月12日