生徒諸君、「隣の芝生は青い」という言葉を知ってますか?コトバンクのデジタル大辞泉にはこのように書いてありました。
何でも他人のものはよく見えるものである。
レストランで家族が頼んだ違うメニュー、めちゃめちゃ美味しそうに見えたりしませんか?
友だちが持ってる文房具がカッコ良く見えたりすることありませんか?
デジタル大辞泉に書いてある通り、人は他人のものがよく見えることがあるらしいですね。
夏期講習で他塾の取り組みを覗いてこよう!
さて、何が言いたいかというとですね、例えば仲の良い勉強が得意な友達が秀麗予備校や野多塾に通っていたとしてましょう。(塾名は仮名ですw)
その子に凄いぶっといオリジナルテキストを見せてもらったとしましょう。恐らくそのテキストが凄い一撃必殺のテキストに見えるんですよね(^^;)
その塾での様々な学習の取り組みについて聞くと・・・学年TOPのあいつか通う塾だから凄いことが起こっているんじゃないかと思うんですよね。
妄想は膨らみます。どんな凄いことが巻き起こっているのだろうと。まさに隣の芝は青く見えるのです。
地域のTOP校を目指すような有名大手塾は合格実績という大きな指導成果の証拠を持っています。
「こんなに合格しているし、学年TOPのアイツも通ってるし、俺も行ったらそうなれるかな?」
とまあ生徒たちはドキドキと悶々とヤキモキといろいろ思うわけです。
例えばしっかり集団授業でも知識を吸収するチカラがあって、集団指導の形態でもやれるだろうと思う自塾の生徒には、私は実際にそういった塾の夏期講習の受講を勧めたりもします。
「もしも少しでもライバルたちの取り組みが気になるのならば、その集団塾の夏期講習を受講しておいでよ」
「それでもしもそこの集団指導と言う形態と指導内容が自分により合っていると思えるならば、そちらに移ったほうがいいでしょ」
「ちゃんと両方試して自分で体験してみて、自分に合う塾で勉強するのが一番良いでしょ」
「それで自分で選んだ塾ならば迷いも無くなるよね。他塾の取り組みが気にならなくなるよね」
そんな風に面談時に伝えてます。実際に一昨年は3人の生徒が夏期講習は他塾でも受講した生徒いました。
結果を言うとその3人とも結局当塾で高校受験を迎えることになりましたけどね(^^;)
最初にいろいろ検討して個別指導の当塾を選ぶ決断をしたのですから、その最初の決断の通りになったのでしょうね。
その3人にとっては青く見えた隣の芝は行ってみたらそうでもなかったということです。(実際に本当により青い場合もあるでしょうけどw)
さて、当塾の生徒と保護者の皆さま。隣の芝は青く見えます。その芝の青さは遠慮なく自分の目で確かめさせてあげてください。
幸い当塾は個別指導塾です。当塾の必修分の授業受講日は調整できますからね。
是非爽やかに宣言して見に行ってきてください。「芝の青さをチェックしてきます(´▽`)」なんてw
もちろん当塾は指導内容に自信はあります。しかし、やはり相性がありますからね。指導形態と塾の雰囲気の。
私もどれだけ「こちらは日本一のゴマダレです」と言われて勧められても、しゃぶしゃぶはポン酢で食べたいですもん(・∀・)
話が飛びましたが、覚えておいて欲しいのはどこの塾でも一撃必殺のテキストは無いし、聞くだけで成績がグングン上がる魔法のような授業も無いということ。
良いテキストと良い授業はありますが、成績向上の決め手はやはり本人の覚悟と取り組みです。これはもちろんうちの塾にも当てはまります。
いろいろと見てきてこの事実を本人がまず体感すること。その上で自分に合う指導形態と雰囲気の塾を本人に選ばせること・・ですね。
近づく夏期講習について思うところを書きました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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