※この記事は2020年春受験を目指す中3生を想定して、愛知全県模試の2019年春データによる追跡調査資料を元に書く記事です。志望校選びの参考にしてください!
え、旭丘高校を受験したいの?で、キミ、旭丘高校のこと知ってるの?
旭丘高校って言わずも知れた愛知県内TOPの公立校ね。生徒の自主性に任せられる自由度の高い華やかな高校だよ。
学校祭が全国的に見ても力の入れ具合は指折りみたい。その開催期間は6日で長さが日本一。
高3のクラスごとの演劇が名物らしく、これに熱が入るらしい。これも影響しているのか、旭丘高校は浪人率も日本一らしいよ。最近知ったよ(^_^;)
本邦初公開
全国公立高校 2019年 国公立大学合格者 浪人率ランキング
(1位~10位)1位 旭丘 55.7%
2位 県立浦和 53.8%
3位 春日部 52.1%
4位 天王寺 48.6%
5位 膳所 46.8%
6位 県立川越 46.3%
7位 国立 45.1%
8位 仙台第二 43.6%
9位 時習館 43.5%
10位 明和 43.4%— 公立進学校bot (@superschoolbot) November 22, 2019
高校3年間が入試勉強以外で充実していることと、目指す大学が高いことが相まって、日本一の浪人率を誇っているんだろうね。
「まったく親不孝な奴らだぜ」なんて昔は思っていたよ。でもね、高校の3年間は大学と違って本当に16歳から18歳までの3年限り。
大学は入るタイミングがズレたり、在籍年数が伸びたりできるけど、高校は基本的にズレたり伸びたりしないんだ。
だから、もしも子供の旭丘で濃度の濃い良い日々を過ごすなら、もしも子供が高い目標を掲げ難関大学を目指すなら、もしも家庭がなんとか1年の浪人期間を与える経済力があるならば、
1年浪人して大学に入るかもしれないことを覚悟のうえで、旭丘での日々を過ごさせてあげたいなんて思うかもなぁ~…なんて最近は思うよ。
高校生活中に海外に1年留学する子とかいるじゃない?そんな感じで旭丘の3年という経験を人によっては1年追加で買う感じかもね(^o^)チガウカ
ちゃんと勉強と両立する子もいるそうだけど、高校生活充実しすぎて浪人する子が多いイメージね。
学校からの進路指導なんておそらくほぼ無いんじゃないかな。自分で考えてやれと。よって、尾張の進学校と違って名古屋大学に誘導するようなことはないね。
今春は東大京大合わせて60名ぐらい合格者出てたみたい。早稲田慶應など首都圏難関私大も多いね。
いやいや喋り過ぎたな。さて、入学に必要な「内申」や「偏差値」や「当日点」の目安も教えておくよ。ざっと合格者平均データだけ最初に示しておこうか。
旭丘高校合格者平均内申 43.0
旭丘高校合格者平均偏差値 70.0
旭丘高校合格者平均当日点 96.4
※愛知全県模試追跡調査資料2019年春受験データより
旭丘高校を受験する内申の目安
内申が合否に大きく関わる愛知県では内申の目安がとても大切だって言ったよね。
旭丘は基本的に「内申40超えたら受験スタート」という感覚でいるよ。なにせ県下TOP校。
愛知全県模試の追跡調査資料によると、合格者最低内申は今春38。過去10年では40が最低の年が最多かな。
合格者平均内申は43.0ね。内申45あっても当日しくじると爽やかに不合格になるからね。安全圏は存在せず!
旭丘高校を受験する偏差値の目安
ぶっちゃけ内申は中学によってレベルが大きく違うからね。最後に勝負を決めるのは学力。偏差値かな。
愛知全県模試の偏差値で言うと、直前第5回模試で少なくとも68ぐらいの偏差値が欲しい。このあたりから合格者のほうが多くなってくる。
愛知全県模試の2019年春の追跡調査資料によると、合格者最低偏差値は63前後、合格者平均偏差値は70.0だ。
今年の春に限って言えば偏差値74以上でようやく受験者が全員合格している状況ね。ホント、内申で差がつかない学校だから当日の出来で大きく左右されちゃうね。
旭丘高校を受験する当日点の目安
入試近くなってから過去問に取り組むと思う。合格者の当日点の目安も伝えておくね。これは受験者による自己採点だから、正確とは言い難いけど、参考になるはず。
愛知全県模試の2019年春の追跡調査資料によると、合格者最低当日点は87点。合格者平均当日点は96.4点ね。
データ上では2019年春は102点以上あれば全員合格した様子。平均点で大きくブレるのでホント目安だよ。過去問やるときの参考にはなるかな。
110点満点だから各教科1~2ミス平均で点が取れたらいいね。
以上だね。過去の先輩が語ってくれた旭丘レポもあるからよかったら読んでおきな。
この内申や偏差値を目指して努力を重ねるんだよ。険しい道のりだけど合格目指して頑張れ!
もっと詳しく旭丘高校のデータを知りたい方は
今回の記事は愛知全県模試追跡調査2019年春のデータを元にお伝えしたものですが、もっと詳しく知りたい方のために松蔭高校の過去10年分の詳細データを集めた資料をネットショップで販売中です。
愛知全県模試追跡調査資料と愛知県教育委員会発表の資料を10年分集めて整理したものです。
資料の中身は以下の3枚構成です。
[1枚目] A.倍率推移 B.進路希望調査推移 C.推薦合格率
[2枚目] D.一般内申別合格者 E.一般偏差値別合格者 F.当日点別合格者
[3枚目] G.推薦内申別合格者 H.推薦偏差値別合格者 I.推薦基準 J.校風分布図
これを見ても偏差値は上がりませんが、突破を目指す壁の高さは良く調べておいて、そこを目がけて勉強してもらえると良いと思います。
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今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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