愛知県公立入試の定員割れ予測2021

各都道府県でも進んでいる公立高校の定員割れ問題。愛知も絶賛進行中です。

昨年は二次募集が一気に500名増えて1500名を超えてしまいました。不便な立地の高校から定員割れが起こってます。

昨年定員割れを起こしたリストはこちらで、岩倉から進学が検討できる高校たちのリストはこちらです↓

小牧南　普通科　6名

丹羽　　普通科　3名

一宮北　普通科　24名

犬山南　普通科　88名

稲沢東　普通科　43名

尾西　　普通科　32名

古知野　総合ビジネス科・情報処理科　9名

一宮工　機械科　6名

小牧工　電気科・情報技術科・化学工業科　17名

稲沢　　園芸科・農業土木科・生活科学科　14名

明和　　音楽科　3名

菊里　　音楽科　6名

多いですね。犬山南とか2クラス以上の人数割れています。明らかに立地の不利だな。

さて、これを踏まえて、2021年春入試の状況を見ていきましょう。

まずは今年の定員。志願者数自体の減少に合わせて定員も減ってます。昨年定員割れを起こした高校の中で1クラス40名減ることになったのがこちら↓

丹羽

一宮北

犬山南

稲沢東

尾西

ですね。普通科ばかりです。

一宮工業と小牧工業は工科高校と名を変えて、複数の科での一括募集に変わりましたので、定員が少し割れにくくなってます。（とはいえ早速割れそうな科も(^^;)）

ではここから進路希望調査の推移を一部の高校のみ見ていきましょう。岩倉の生徒が受験しやすいご近所の4校だけ！

小牧南高校　普通科

	1回進路希望	2回進路希望	最終倍率	定員割れは？
2019年春入試	1.77	1.67	1.50	定員割れ
2020年春入試	1.91	1.72	1.65	定員割れ
2021年春入試	1.70	1.64	？	割れるかも

定員など変化はありません。第一志望の生徒の割合に大きな変化が無ければ、割れは濃厚ですが、上位組み合わせ校の江南高校の倍率が少し戻しているので踏みとどまる展開も。

丹羽高校　普通科

	1回進路希望	2回進路希望	最終倍率	定員割れは？
2019年春入試	1.58	1.46	1.37	定員割れ
2020年春入試	1.43	1.33	1.41	定員割れ
2021年春入試	1.34	1.31	？	割れるかも

こちらも江南高校の倍率に左右されるところあります。定員40名減で定員割れを防げるかどうかが見どころ。

進路希望倍率推移も過去最低ですし、江南が少し倍率を戻してるのでギリ踏みとどまるか？

犬山南高校　普通科

	1回進路希望	2回進路希望	最終倍率	定員割れは？
2019年春入試	1.78	1.84	2.14	定員割れ
2020年春入試	1.55	1.72	1.73	定員割れ
2021年春入試	1.70	1.64	？	割れ濃厚

昨年2クラス分の定員割れで、今年定員が1クラス減少。そしてこの進路希望倍率推移であれば…やはり割れるのではないかと想像します。

詳しく見てみたら、第2回進路希望の定員に対する第一志望率が昨年５４％から４４％まで下がってます。割れ濃厚で！

古知野高校　総合ビジネス科・情報処理科

	1回進路希望	2回進路希望	最終倍率	定員割れは？
2019年春入試	1.18	1.39	1.88
2020年春入試	1.18	1.40	1.64	定員割れ
2021年春入試	1.02	1.07	？	割れ濃厚