毎年この日に発表される第2回愛知県公立高校進路希望調査結果。今年も発表を待ってこの記事を書いています。
公立離れが急速に進む今年、各校どこまで倍率を下げていくのかが注目どころです。
教育委員会のHPからのリンクを探すことが出来ませんでしたが、アドレスをいじったら出てきました(´▽｀)ﾗｯｷｰ
早速本日発表された第2回の進路希望調査結果を見ていきましょう。
中学卒業見込者の進路希望調査結果（２０２０年第２回）
２０２０年１２月調査・岩倉北名古屋近隣校抜粋バージョン(群共通校は１群掲載)
1群Aグループ
| 高校名 | １回倍率 | 今回倍率 | 昨年１回倍率 | 昨年２回倍率 | 昨年最終倍率 |
| 江南高校 | 2.12 | 1.88 | 2.20 | 1.80 | 1.62 |
| 小牧高校 | 2.91 | 2.91 | 2.93 | 2.82 | 2.61 |
| 一宮南高校 | 2.21 | 1.90 | 2.26 | 1.84 | 1.66 |
| 犬山南高校 | 1.66 | 1.60 | 1.55 | 1.72 | 1.73 |
江南も小牧も一宮南も人気校で、昨年と大差ないでしょうか。
犬山南は今年も定員割れとなりそうです。
１群Bグループ
| 高校名 | １回倍率 | 今回倍率 | 昨年１回倍率 | 昨年２回倍率 | 昨年最終倍率 |
| 名西高校 | 3.52 | 2.81 | 3.52 | 2.86 | 2.55 |
| 中村高校 | 3.14 | 2.51 | 3.33 | 2.82 | 2.33 |
| 犬山高校 | 1.71 | 1.91 | 2.15 | 2.19 | 2.18 |
| 尾北高校 | 3.06 | 2.59 | 2.97 | 2.46 | 1.93 |
| 小牧南高校 | 1.70 | 1.64 | 1.91 | 1.72 | 1.65 |
| 丹羽高校 | 1.34 | 1.31 | 1.43 | 1.33 | 1.41 |
尾北高校の人気が凄いです。女子人気だと思うんですよね。実際女子の生徒多い学校ですし。駅からのアクセスは最高ですし。
小牧南と丹羽は今年も定員割れのコースに入ってます。
ここにきて犬山も倍率をグッと減らしています。小牧志望の生徒が降りて来るので定員が割れることは無いでしょうが、愛知の端にある高校はこれから不利になっていきます。
２群Aグループ
| 高校名 | １回倍率 | 今回倍率 | 昨年１回倍率 | 昨年２回倍率 | 昨年最終倍率 |
| 松蔭高校 | 4.39 | 3.62 | 4.32 | 3.11 | 2.12 |
| 一宮高校 | 1.63 | 1.51 | 1.68 | 1.62 | 1.43 |
| 山田高校 | 3.07 | 2.58 | 2.91 | 2.66 | 2.59 |
| 新川高校 | 1.87 | 1.80 | 2.08 | 2.13 | 2.14 |
松陰人気が少し戻しています。尾張普通科の中で瑞陵に次いで高い倍率です。ゆとりをもった受験を。
山田が引き続き人気です。ここも女子人気凄く、女子ばかり。女子率7割だったかな。MOZO近くて大らかでレベル的にも入りやすい高校。
新川はアクセスが良くないので倍率を下げることに不思議はありません。逆にここまでよく保っていたとまで思えます。
２群Bグループ
| 高校名 | １回倍率 | 今回倍率 | 昨年１回倍率 | 昨年２回倍率 | 昨年最終倍率 |
| 千種高校 | 3.43 | 2.48 | 3.93 | 2.75 | 1.96 |
| 西春高校 | 1.86 | 1.68 | 2.18 | 2.01 | 1.83 |
| 市立北高校 | 1.80 | 1.74 | 1.96 | 1.81 | 1.93 |
西春高校が下げてますね。第二希望と組み合わせにくく、人気私学の特進レベルと学力が近い部分あるので、私立推薦に鞍替えした子が多いのではと想像してます。
総合学科
| 高校名 | １回倍率 | 今回倍率 | 昨年１回倍率 | 昨年２回倍率 | 昨年最終倍率 |
| 西陵高校 | 3.73 | 2.50 | 4.87 | 3.54 | 2.53 |
| 岩総高校 | 2.27 | 1.97 | 2.43 | 1.98 | 1.62 |
専門学科（総合ビジネス科）←旧商業科
| 高校名 | １回倍率 | 今回倍率 | 昨年１回倍率 | 昨年２回倍率 | 昨年最終倍率 |
| 古知野高校 | 1.02 | 1.07 | 1.18 | 1.40 | 1.64 |
| 一宮商高校 | 1.40 | 1.49 | 1.54 | 1.68 | 1.74 |
古知野は総合ビジネス科・情報処理科は今年も定員割れします。生活文化科と福祉科は人気あるので割れませんので勘違いなさらぬよう。
専門学科（工業系）
| 高校名 | １回倍率 | 今回倍率 | 昨年１回倍率 | 昨年２回倍率 | 昨年最終倍率 |
| 一宮工業（機） | 1.78 | 2.01 | 3.05 | 2.48 | |
| 一宮工業（電） | 1.78 | 2.01 | 1.18 | 1.45 | |
| 一宮工業（建） | 1.18 | 1.01 | 1.43 | 1.16 |
一宮工業は一宮工科と名を変えて初めての入試。区分けも変わります。以前の機械科と電気科は「IT工学科・機械科・電気科」として一括募集。以前の建築科は「建築デザイン科と都市工学科」として一括募集となります。
建築デザイン科と都市工学科の方が倍率低く定員割れそうに見えますが、もともとの定員が少ないのでここからの志願変更の動きが大きく影響するので言いきれません。
以上です。気になったところに色をつけておきました。赤がUP、青がDOWNです。
所感も添えておきました。例年県内の塾ブログ仲間もこのデータをネタに記事が上がってきます。上がってきたらリンク貼っておきますね。
今年は私が一番乗りデス！(´▽｀)
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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