「向陽高校に行きたい娘」と「一宮高校を勧める先生と父親」

結構急ぎな質問届いてました。

中3生の志望校相談でしたね。こういう鮮度が大切な質問が届くと急いで答えなきゃと思っちゃいます。

手短に返事が出来ればツイッターにそのまま返信するのですが、一言では言えんなぁなんて内容であるとブログで書くしか無いですよね。(ツイッターでツイート繋げてもいいですがw)

こんな質問です↓

なるほど。

大らかで華やかな校風も魅力の公立TOP校である向陽高校を目指したい娘さんと、通学時間とか入試倍率とかから地元TOP校である一宮高校の方を勧める父親と先生。

父の気持ちも充分理解できるものの、名古屋市内の大らかな学校に憧れて進学した自分自身の経験を持つお母様自身は、どんなふうに娘に声をかけてあげたらいいだろうか?という質問ですね。

私の思うところ伝えさせてください。アメリカ人のように結論から。

中立の立場で両校のメリットデメリットを良く整理して話し、「自分自身は学生時代こうした。実際通ってみてこうだった。今の自分だったらこうする」なんてことを伝えてあげたうえで、最後の結論は本人に任せる。

ですね。

3年間そこで過ごすのは本人です。「自分で決断をして進学をした」という部分があったほうが良いと私は思います。

先生っていうのは男性じゃないですか?こういっちゃいかんですが、選択の仕方が男性的ですよね(´▽`)

長い目を見て、リスク少なく堅実にリターンを得られるのはそりゃあ確かに一宮高校です。

通学時間は片道1時間半と40分でその差50分。行き帰りで100分。年間200日ぐらい通ったとして20000分。3年間で60000分。少なくとも1000時間の差が出ます。

(一宮への40分は自転車ですかね?向陽への1時間半は途中電車タイムあるので、そこで勉強も可能なので、一概には言えませんが)

「貴重な時間を通学に費やすのはもったいない」とはドドドドドドドド正論。

でも、娘さんはこの正論を押し返したくなる魅力を向陽に感じているということですよね。

私は女子にとっての高校3年間って、男子にとっての3年間と重さが違うと思うのです。

先日も書きましたが、名古屋市内の大らかで華やかな高校生活を目指して入試勉強を頑張った女子生徒たちの底力からもそれを感じているのです。

可愛い制服に身を纏い、友達と勉強に部活に学校行事に、ワイワイとやることができる人生最後の3年間です。(大学に制服ありませんから)

「自主自立で頑張りなさい」と半分大人扱いをしてくれる名古屋市内の大らかで華やかな高校生活というのは、男子よりも女子にとってとても大きな意味を持つと思うのです。

この感覚は理詰めの男には伝わりにくいのだろうなと。(私も男なので想像で書いてますがw)

娘もお母様も、この部分を上手く説明できず、理詰めで勧めてくる男子たちに困っている図なのかなと(´▽`)

お母様はスラムダンク読みました?

スイマセン。団塊ジュニア世代はすぐに少年ジャンプ黄金世代のマンガで例えたがります。

スラムダンクの主人公桜木花道が、監督に身体のケガを理由に出場を止められる有名なシーンがあります。このまま出場を続ければ選手生命が断たれるかもしれない大きなケガです。

その監督は現役時代は名選手で日本代表にも選ばれたことがあるという人なんですが、その監督に向かって主人公が言うんです。

「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か?」

「俺は……俺は今なんだよ!!」

 2021年5月19日から6月1日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたが一番好きな『桜木花道の名言』は?」というアンケートを実施しました。【SLAM DUNK】あなたが一番好きな「桜木花道の名言」は?【2021年版人気投票】 | ねとらぼ調査隊 弱小校だった湘北高校バスケットボール部が、世間の評価をくつがえして駆…

私は今回いただいた質問を読んだときに、このスラムダンクの名シーンを思い出しました。

監督は今後のバスケット人生を考えて退場を勧めた。花道は今この試合に出ることが一番大切だと思って出場したい気持ちを伝えた。

父や先生は今後の娘の人生を考えて一宮を勧めている。娘は高校3年間の日々も大切に感じてそれでも向陽を目指したい気持ちを持っている。

なんだか構図が似てると思いませんか?

本人の向陽への気持ちの大きさはわかりません。

お母様は是非中立を貫いて、彼女の気持ちも大切にしてあげて、彼女が下した結論を応援してあげれたらいいなと思います。

お父様には女子にとっての高校3年間の重要度は男子の倍だということを伝えておくといいでしょうか(笑)

最後は本人に選ばせてあげようということをお父様に説得するのがお母様の役目かと。

通学時間のビハインドを承知で向陽に進学をするときには、今まで以上にちゃんと勉強をすることを約束させて送り出そうなんて、夫婦で打ち合わせが出来ると良いと思います。

以上です。

お母様が中立で、どちらの決断を下しても応援をするということを表明してもらえれば、本人はホッとするでしょうし、勉強への力にもなるかと思います。

2学期末の懇談会までに、結論を出して、志望校へ向けて勉強が出来ると良いですね。

(追記!この記事を読んだ向陽の1年生がいらっしゃるご家庭から通塾1時間以上の生活の詳細送っていただいてます!ありがとうございます!)

今日はこのへんで。

それでは。

※追記の追記!質問者から感謝のマシュマロ届いてます(´▽`)

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを毎日更新。2018年3月に月間50万PVを達成。拙著「くにたて式中学勉強法」は発行部数2万1千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。インドとビールと鮮魚も好き。詳しいプロフィールはこちら。
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