「生徒を多く集める地域一番の人気塾に人気の理由を聞きながら、その塾での指導の秘訣を中学生のいる各家庭で役立てることが出来たら良いな」
「多くの塾にそんな話を聞いてきて、そのエキスを本にまとめることが出来たら良いな」
こんな風に考えて、出版も決まっていないのに勝手に塾への取材活動をし始めているシリーズです。
手始めに身近な先生にお願いをして、早速取材をしてみようと考えてですね、名古屋市南区の宇宙塾へ行ってきました!
2017年にも一度見学させてもらった木下先生の塾ですね。先日も享栄の見学をご一緒した身近な先生です。
練習と言ってはいかんですが、ひとまずどんな感じになるかなぁと付き合ってもらった感じです。
桜通線鶴里の駅前に本部校舎があります。前回言った時は集団指導と個別指導と両方されていましたが、今は個別指導一本になってましたね。
扉を開けるといきなり教室でした。言語化が難しいのですが、良い塾の空気感漂ってました。なんて言いますか、ガチ感というか、真剣度というか。
奥の部屋で木下先生にインタビューさせていただきました。
木下先生とはちょいちょいお会いしてますが、こうして取材という形でしっかりと塾の話を聞かせてもらうというのは新鮮でしたね。
ご自身の学生時代の話とか、どんな経緯で塾の業界に来たのかとかも併せて伺えてとても楽しかったです。
初めての試みですが、アップルウォッチで取材の会話を録音してみました。また、めちゃくちゃ先の話ですが、この音源は本を買ってもらった方への特典としたいなと妄想してます。
ラジオみたいに聞き流してもらえたら良いなと思って撮りました。いつか表に出す日を楽しみにしててください(^^)
さて、本題です。
「生徒が100名以上通う人気の理由はどういったところにあるのか?」を聞いて、これを参考にしながら塾での指導技を家庭学習に役立ててもらいたいというのが元々の動機です。
実際にインタビューをしてみて感じたのですが、これは塾選びの勉強にもなるかもしれませんね。
インタビューで聞けた宇宙塾の人気の理由を書いてみますね。本部校には150名近い生徒が通っているそうです!( ゚Д゚)スゲー
その人気の理由は大きく2点ありました!
生徒・中学校に合わせた指導の実施で成績を上げているから!
まずは生徒の学力に応じて教科ごとで教材を変えて、生徒に合った指導を本当に実行しているという点です。
これは今でこそ個別指導の塾となりましたが、集団指導塾からスタートしている宇宙塾として木下先生がずっと実行したかった指導だったそうです。
生徒一人一人で教科によって得意不得意は当然あって、上位クラスだからと全教科で難しい教材を使うというような集団指導の弱点をカバーしたかったと。
教科によってレベルに応じて配付教材を変えるだなんて、当たり前に聞こえるかもしれませんが、指導する講師側の対応はとても大変なんですよ。
これを社員の力も借りながら実現しているそうです。
そして、近隣の中学にバッチリ合わせた指導がなされているとのことでした。学校配付のプリント類は全て回収し、それらも加えてテスト前の仕上げ方を中学ごとに生徒ごとにメニューを変えて実行してもらうとか。
これも実行するのは簡単じゃ無いです。イレギュラーの対応を毎回し続けるわけです。中学ごとに生徒ごとに。
この恐ろしい細かな取り組みにより本当の個別指導がなされていると。木下先生を筆頭に、この取り組みをやりきる本気の指導がこの塾にあるのです。
塾と塾長への一生懸命な指導への信頼が地域に根差して高まっているから!
今書いたような地道な指導を2009年の開校の日から粛々と取り組み続け、「宇宙塾って面倒見が良い塾だよね」という評判を地域で勝ち取ったというのがとても強いようです。
本部校である鶴里駅前の校舎はそんな信頼を2009年から積み重ねてきていますから、一番生徒数が多い教室となっているようです。
木下先生とも話していましたが、「個人塾であれば塾長が他の校舎に移ってしまって塾の指導や雰囲気がガラっと変わってしまった」みたいなことは絶対起こらないんですよね。
木下先生が2009年から溜めて来た信頼、これがちゃんと積み重なり、ちゃんと今も木下先生が鶴里の校舎にもいることが強いですよね。
この2点です。この2点が宇宙塾の強みです。生徒を150名近く集めるのが不思議ではない理由です。
2017年の宇宙塾レポでも書きましたが、木下先生の成績を上げるための熱はずっと高いです。
しかも木下先生って体力的に凄いタフなんですよ。高熱を長時間出し続けて指導にあたることができるのは強いです。身体が強くない私には真似できません。
ここから塾選びのコツとか、家庭で塾の指導を活かすなら何を真似して欲しいかとか、引き続いてインタビューしているのですが、その紹介はまた別の機会に。(もしかしたら本に収録されるか)
「勉強法にウルトラCって無いですよね」
インタビューをしていて木下先生から何度か出てきたフレーズです。
本当に言う通り。勉強法にウルトラCはありません。ここから新たに目からウロコの勉強法は出てこないです。
とはいえ、「ではどの勉強法が大切なのか」という重要度合いが、今回のインタビューを重ねることで見えてくると良いなと思ってます。
私も自分自身で作ったインタビューの設問に最初に答えてみました。
手前みそながらさくら個別も100名を超える教室ですから、同じ立場の意見として自分の意見も並べて比較してみたいです。
次回は神戸の塾へ取材に行ってきます。
こうしてもう少しインタビューを重ねてみて形になってきたならば、「うちも生徒100名超ですしインタビュー受けれますよ」なんて塾も募集出来ると良いです。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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