「生徒を多く集める地域一番の人気塾に人気の理由を聞きながら、その塾での指導の秘訣を中学生のいる各家庭で役立てることが出来たら良いな」
「多くの塾にそんな話を聞いてきて、そのエキスを本にまとめることが出来たら良いな」
こんな風に考えて、出版も決まっていないのに勝手に塾への取材活動をし始めているシリーズです。
初回となった前回は名古屋市にある宇宙塾に行ってきました。
こんな感じかなぁ?と探り探りのインタビュー。記事にもまとめたので少し様子がわかってきました。
そんな流れでの2塾目は神戸の塾です。「うちに取材来てくださいよ~。うちも100名以上いますよ~」と声をかけてくれた知り合いの塾へ行くことに。
親しくしている塾なのでまだ練習がてら感ありますが、やってきました。神戸市灘区。
六甲道という駅から徒歩7分ほどでWinStar個別ONEに到着。実は2回目の訪問です!
土曜でしたが教室開放で開いてました。経営者である北浦先生にインタビュー予定だったのですが、教室のことを聞きたいとの希望だったので、その日休みだった教室長の松藤先生も来てくださったそうです。ありがたい!
1時間ほどお話を聞かせてもらって、この塾の強みが見えてきました。これは決してインタビューでおっしゃっていたことがビタっとハマるわけじゃないのが面白いところですね。
100人以上の生徒が集まるその理由書いてみます。
「個別」と「自立」と「集団」を併せたハイブリッド学習指導が効いてるから!
指導形態が特徴的でした。インプットを個別で行い、アウトプットを自立で行うと。時間をキチっと分けてやるようにしたそうです。個別を50分取り組んだ後に自立で50分演習をすると。
たしかトライさんとかも似た形でやってますかね。
結局塾で成績が上がるのはどれだけアウトプットを正しく多く取り組めたかが大きいです。ここをふまえてアウトプットの時間を自立スタイルで確保した形です。
そして、この話をしているときの北浦先生の印象的なセリフがあってですね、「個別指導の生徒たちは集団指導への憧れがある」って言うんです。
確かに集団指導は上位校を目指す塾多いですし、集団指導を選べる学力の子は集団も個別も選べますが、個別を選んで通っている子の中には集団指導に向いていない子はいます。
この「集団指導への憧れ」という感覚、久々に聞きました。
振り返ればさくら個別の開校当初、野田塾(集団塾)に通う子に対して「いいなぁ」って言っていた生徒がそういえばいましたね。
この感覚を踏まえて、アットホームな空気感を作る意味合いも込めて、毎週土曜は代表の北浦先生が自ら指導をする形で集団指導をしているそうです。
そこで動機付けになるような話をしたり、子どもたちのためになるだろうと思うことをいろいろと実行をしていると。
半分ホームルームのような感じかもしれません。でもここは塾を作った北浦先生が自ら熱を伝えて指導をする場面。
レストランで言えば「スペシャリテ」にあたるものでしょうね。この塾自慢の授業!と言った感じかと。表向き自由参加らしいですが、ほとんどの生徒が参加しているとか。
そりゃそうです。スペシャリテですから。ここがこの塾の特徴ですから。
さて、書いているうちに2つ目に繋がる感じになってしまいました。2つ目はやっぱりこれ。
真剣に指導をしてくれる代表と教室長と講師陣がいるから!
先ほど書いたような凄そうに聞こえる指導システムも、例えば学生講師だけで実行すれば上手くいきません。
また料理に例えちゃいますが、一流料理店のレシピを手に入れても、それを一流の腕で調理しなかったら一流の味は再現が出来ません。ドラマ「グランメゾン東京」でやってましたよね。
それと一緒なんです。先ほど書いたハイブリッドな学習指導でしっかり成果が出せる理由は、やっぱりそこで働く人たちの真剣さなんです。
まず代表の北浦先生。北浦先生は自身の経営する会社の他部門で徳島とか青森にも塾があったりで忙しく過ごしていますが、土曜の授業はこの塾で自ら指導をされています。
WinStar個別ONEはここだけの塾ですから、塾を作った張本人の熱が、来てくれる生徒の元に必ず届くわけです。
そして教室長の松藤先生。優秀な方で学生時代この塾でバイトをしたのちに国家公務員に。そこからしばらくして「塾で働かせてほしい」と直訴して戻ってきたという経緯の方です。
北浦先生はノホホンととぼけたことを言うことが多く、ワンピースで言えばサンジのような感じの人なのですが、松藤先生みたいな優秀な人が国家公務員の莫大なボーナスを捨てて戻ってきてくれるというのは、北浦先生の人徳なのかなぁとまだ半信半疑で感じております(笑)
松藤先生は「来てくれている間のテストの点数だけじゃなく、生徒たちのこれからの人生にも力になれるよう指導をしていこう」なんていうこの塾の目指すところに共感したなんて言ってましたね。
そんな想いで全力を尽くす教室長が常駐して日々指導をしてくれるわけです。
最後、来てくれてる学生講師陣が自慢だとか。立地的に神戸大のすぐ近く。多くの神戸大生の応募者がある中、松藤先生がそこから厳選して来てもらっていると。
そしてそこから厳選採用した講師たちとは松藤先生が一緒にご飯を食べに行ったりという昭和的コミュニケーションを駆使しながら、講師たちと塾の目指すところを共有し、想いを持って指導をしてもらっているそうですね。
塾を作った代表が生徒に想いを伝える場面があり、その想いに共感して全力を尽くしてくれる教室長がいて、その塾の想いを共有する優秀な学生講師たちが指導する塾です。
トドメにこの塾はこの世に1つだけ。その塾に行けばその環境で指導を受けることが確定されると。
そりゃあ地域一番の人気塾になるわ!!(´▽`)
開校からジワジワと生徒は増え続け、教室を移転して松藤先生が教室長に就任した頃から100名越えで生徒が集まることが安定してきたとか。
地域一番の塾になることに不思議はないです。
やっぱり塾って人ですね。塾選びの肝は塾長です。なんだか同じ結論に至りますね。
「美味いものは外カリ中フワ」説を唱える私ですが、人気塾にも言えそうです。
「地域一番塾は指導システムと熱量高い塾長」説と言った感じでしょうか。
前回の木下先生も言ってましたが、違う切り口で言うと「1教室しかない個人塾が最強」説という表現もありますね。
その個人塾は熱量高く素晴らしい指導をする塾長であれば、入塾すればその指導を受けることが約束されますからね。1教室しかないから。
(とはいえ、世の中にはこの説をひっくり返す化け物みたいな塾は存在するので、また違う機会にご紹介しますね)
100人以上集めるその人気の理由については以上です。
ここから塾選びのコツとか、家で塾の指導メソッド活かせないかな?なんて言う話が続くのですが、ここからの話はまだ出版が決まっていない幻の本に執筆予定。
ほんとうは今回凄い話が盛り上がって、家での指導の大きなコツを仕入れることが出来たので本当は今すぐ話したいんですけどね(^^;
今回の記事はお子さんがいるご家庭には塾選びの参考にしてもらえたらいいと思いますし、神戸市灘区にお住まいの方であれば検討塾にWinStar個別ONEを入れてもらえると良いです。
北浦先生と松藤先生と談笑しながら1時間以上お話をさせてもらっちゃいました。
北浦先生が要らんこと言いながら1時間撮り続けたインタビュー音源、これそのまま使っていいんかなぁ?(見取り図盛山風)のちの公開チャンスを伺います。
北浦先生、松藤先生、インタビュー協力ありがとうございました!
100名以上集まる地域一番の人気塾って、その理由の大枠は似てるんですけど、やっぱり塾ごとにドラマがあって、指導スタイルがあって、覇気の色があって、面白いです。勉強になります。
次回はまた名古屋市内の塾の予定です。インタビュー終えたらまたレポしますね。
ちなみにどうでもいい話ですが……
「國立さんの著書累計が5万部突破したときには神戸だし日本で一番有名な牛料理店に案内しますわ~」と言ってもらった約束を果たす日がついに来ました。
恐らく北浦先生が神戸ギャグとしてこれまでも5回以上口にしていたセリフでしょうが、本当に食べにくることになったのは初だとか(笑)
3人で牛皿1人前をつまみにビール飲みました。牛皿にビールが合う合う!これは是非また行こう。ご馳走様でした!
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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