タイトルの通りです。このタイトルのことを最近すごく感じています。
たとえば現在の自塾のテスト前の取り組みは、おのずとアウトプットが増えるようになってます。
ルールとしてやることを課しているので、意識せずともアウトプットの割合が増えるようになってます。
しかし、ひとたび塾からのルールを取り去ると・・・インプット寄りの勉強に戻りたがる子が沢山いるんですよね。
インプットの勉強って都合がいいですからね、勉強をしたくない子にとって。時間をたっぷりと使えて、ノートには勉強したフリの証拠がしっかりと残りますから(^_^;)
勉強が得意な子ほど定期テスト前の勉強はアウトプット寄りです。私の中ではテスト前のインプットとアウトプットの割合は理想で2:8ぐらいかなと思ってました。
「定期テスト勉強ぐらいの範囲であるならば、学校の授業と普段の勉強でインプットを終えてテスト前はアウトプットだけでやり切るのが理想です」なんて蒼心塾の加藤先生は言ってました。んー確かに。
定期テスト前はアウトプット中心で取り組めるかどうかというのはとても大切なコツであると思っています。
そして、その事実は全然子供たちに伝わっていないなと感じているのです。
アウトプットの重要性を視覚で感じてもらいたい!
アウトプットの重要性をひと目で直感的に伝えたいなと思うんですよね。
「本当だ。これは問題を解く勉強をしなきゃ」
と、ぱっと見で感じてもらえるものを作れないかなと考えてみました。
考えてみた結果、今日の午前中に形にしたのがこちらです。
真ん中から人口統計図のように実施した勉強の時間を左右にコマを塗りつぶしていきます。勉強の内容によって2つに振り分けます。
インプットとアウトプットで分けるのです。中学生に伝わり良いように覚える勉強と解く勉強という表現使ってます。
左右の振り分けは勉強の例を少し挙げてますが、細かなサジ加減は本人任せです。
記入例はこんな感じかと。
2週間の勉強の記録をとって、その子の勉強時間の使い方を見ます。総量も見ることができますが、主たる目的はインプットとアウトプットの割合確認ですね。
最後の□対□はキレイな数字にはならないでしょうが、簡単な整数比になるように微調整して書いてみることに。
これをですね、勉強が得意な生徒にお願いをして記録を取ってみてもらうのです。成果を出している生徒に勉強のお手本を見せてもらうのです。
私の青写真では、勉強の得意な子の記録は赤いマスが日を追うごとに減っていって、青いマスが日を追うごとに増えていく台形のような図が現れる予定です。
そして理想の展開はですね・・・
「これがね、学年1ケタの生徒たちのテスト前2週間の勉強の様子を書いてもらった記録だ」
「うわっ!青ばっかり!問題解いてばっかりじゃん!?」
「そう。『問題を解いて間違いを無くしていくこと』がテスト勉強で一番大事で一番時間をかけなきゃいかんところなのよ。見りゃわかるでしょ?」
「ちなみに赤はテスト週間に入ったらほぼ無いでしょ?勉強が得意な子は覚える勉強はテスト週間入る前までで終えてるの」
「ほれ、テスト前日に教科書丸写ししてキレイなノート作ってる暇なんて無いよ。早速問題を解いて仕上げなさい」
これです。こう持っていきたいです(^o^)
この青写真の展開に持っていくべく、早速勉強が得意な中2の子に2月の学年末テスト時に記録をお願いしてみます。
・・・
・・
・
あ、読んで頂いてる塾の先生、ご興味ありますか?・・・え、記録つけるの手伝っていただけるんですか?いやぁスイマセン。助かります!(三文芝居)
学年1ケタの子のデータを集めたいです。「学年1ケタ」というパワーワードは説得力ありますからね。
「学年1ケタ」の生徒たちを集めたこちらの記事は今も人気記事です。
皆で学年1ケタの子たちのデータを共有して、いつまでもインプットもどきで勉強のフリをしている子どもたちを減らしていけたらいいですね\(^o^)/
記入例と共にPDFデータを置いておきます。ご興味あれば使ってみてください。
ただ、私が先日思いついて今日形にしただけのものですから、役立つかどうかは未知数ですからね(^_^;)
ずっと気にしていたことを形にしたのでご紹介してみました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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