アウトプットを増やす学習記録用紙を改良したよ!

昨日の記事が好評で、フェイスブックでコメントやら直接メッセージやらいただきました。

タイトルの通りです。このタイトルのことを最近すごく感じています。たとえば現在の自塾のテスト前の取り組みは、おのずとアウトプットが増...

インプットとアウトプットの割合を意識させるための学習記録用紙を作ってPDF置いておいたんです。

そうしたら多くの先生方から「使っていいですか?」なんて嬉しいお声をいただいて。

バリバリの進学塾であるすばる進学セミナー@神奈川の中本先生にも褒めてもらっちゃいました(^o^)

中本先生は教務の鬼みたいな方なのでこれは嬉しかったですね。中本先生コメントありがとうございました!

県内の某私立中の先生にも「うちで使ってみていいですか?」なんてメッセージをいただいて(^^)

「あぁ、みんな同じことを感じていらっしゃったんだなぁ」なんてシミジミと感じました。

自分がここが大切に違いない!と思っていたところを他の先生方にも賛同いただけて、ちょっと自信になりました。

せっかく皆さんが記録用紙に興味をもっていただいたので、昨日のものを元に様々なバージョンのものを作ってみました(^o^)

状況に応じて使い分けてもらえたらいいかなと思います。では作ったもの順にご紹介を。

まずこちらが昨日のバージョンなのですが、

インアウト勉強

インアウト勉強

このバージョンの反省は、まず1マス1時間で作ってあって、やってもやってもなかなかマスを塗れない点ですね。記入を気分良くしてもらえるといいですよね。

あと反省は「覚える勉強」側のマスに無駄が多いことですかね。覚える勉強はそこまで時間をとらないし、とらないように指導するためのものですからね。

とはいえ、左右対称が見栄えが良いかと、真ん中で色分けをしてみました。

ここからバリエーション出していきますね。

初心者用MAX3時間・4時間バージョン

インアウト勉強MAX3時間

普段定期テスト直前の土日であっても2時間程度しか勉強してこなかった子たちは、これぐらいの用紙からスタートすると良いかと。

3時間バージョンは1マス15分、4時間バージョンは1マス20分になってます。

この紙を使う必要がある子は、恐らく赤いマスを沢山塗りがちでしょう。青いマスを沢山塗れるように声掛けが必要ですね。

3時間バージョンと4時間バージョンのPDFデータ置いておきます。

インアウト勉強MAX3時間

インアウト勉強MAX4時間

MAX6時間バージョン

インアウト勉強MAX6時間

見栄えはさっきと一緒ですね(^_^;)1マス30分になってます。バランスいいでしょうか。

テスト直前土日に最大6時間ぐらいやる子にはこちらを。ただ、あえて最大4時間ぐらいのものを使ってもらって、用紙に表記できずはみ出すという優越感を感じてもらうのもいいかもしれませんね。そのへんはその生徒の性格に応じて。

インアウト勉強MAX6時間

ガチ用MAX12時間バージョン

インアウト勉強MAX12時間

見栄え一緒やないかい!(*_*)1マス1時間です。

テスト前の土日に午前10時から午後10時までテスト勉強をやるような進学塾が存在します。そんなガチ勢へ向けて最大12時間まで計測できるものを。

もしも中本先生のところで使ってもらうならこれかな?(゜o゜)

インアウト勉強MAX12時間

当塾採用完成バージョン

インアウト勉強(1:2)

急に完成度が上がる!\(^o^)/

まずパッと見で解く勉強を重視してほしいことが伝わりますよね。記録するスタートを左に寄せることで、「解く勉強」は最大8時間まで計測出来ます。IMG_3957

逆に「覚える勉強」側は最大4時間になってます。うん、充分でしょう。IMG_3956

テスト前日の副教科とか、国語前日の漢字の勉強とか、直前にやるべき覚える勉強もありますが、それでもそういった勉強も自分でテストをしながら仕上げますよね。

1マス30分設定で、ある程度マスも塗ることができるでしょう。

右上が空いたので、この用紙を使うことで身につけてほしいコツを吹き出して書いておきました。

「青いマスを赤いマスの2倍以上になるように勉強しなよ」と伝えることで、理想の勉強割合に近づきますよね。

この用紙、昨日のより断然良くないです?ちょっと気に入りました(^^)

本当はお手本となるべき生徒に計測をしてもらうだけに留めようかとも思っていましたが、ちょっと生徒たちに記入してみてもらいたくなってきました。

次回の中1中2の学年末テストで使用することを検討したいと思います。

こちらもPDF置いておきます。

インアウト勉強(1:2)

インアウト勉強(1:2)記入例

先生方、保護者の方、生徒本人たち、良かったら自由に使ってください。

そして、生徒は自分自身の解く勉強の割合がどれほどのものか確かめてください。この用紙を使用することで解く勉強の割合を高めてください。

どれだけ正しく覚える勉強が出来ていても、どれだけ正しく解く勉強が出来ていても、勉強全体のバランスが崩れていたら台無しですからね。

勉強全体のバランスを整えて、皆で成績アップを目指していきましょう!\(^o^)/

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。