学年1ケタをキープし続ける生徒に勉強の取り組みについてインタビューをしてみました。ちなみにその生徒の学年順位はずっと片手で表せます。学年260名学年でです。
こういう生徒の実際の取り組みを参考にしたほうが生徒たちもリアリティーがあるでしょう。
インタビューはここ最近凝ってるインプットとアウトプットに関して。実況中継でお送りします!
「なぁ、テスト前にな、社会の問題集に取り組む前に、教科書とかで習った内容を確認する時間ってとったりする?それともなにも確認をせずにいきなり問題集に取り組む?」
「少しだけ教科書を見る時間をとります」
「それはさぁ、どれぐらいの時間なんだろう?5分とか?」
「そうですね。5分とか」
「それはさぁ、今から取り組むワークの見開きページずつで教科書を確認するのか、ざっくりと単元ごとで広い範囲を確認するのかどっち?」
「単元ごとで広い範囲の方です」
「それはさぁ、教科書を読むの?それともざっと眺める感じ?」
「読みはしないですね」
「なるほどなぁ。じゃあざっと流して見る感じかな。で、その教科書5分ぐらいの確認で何%ぐらいの正答率になるの?」
「80%ぐらいです」
「なるほどね~。ありがとうなぁ~」
インタビューは以上です。
5分の教科書確認で80%の正答率。残り20%を確認して暗記し直せば、2回目の演習で完成ですね。
これだなぁ。単元ごとでたった5分の確認だもんなぁ。学校の授業でやったところを思い出し直す作業が5分で良い。んー、これを目指したいわな。
さて、普通の人がこれをそのまま真似しようったって、そうはいかず。
この境地を目指しながらも、この通りにならないところを対処していきましょう。
紹介した生徒の真似してみても、恐らく5分の教科書確認で80%にはならないでしょう。
まずは学校で習った内容が頭に入っていないでしょう。授業を聞いていない子は確実に。聞いている子も忘れていること多いです。
そして、教科書を見るだけではその記憶は蘇りません。授業聞いていない子はそもそも頭に入ってませんし、忘れている子も思い出せません。
ワーク演習に入るかは半分以上マルにできるかどうかで判断!
どれだけ覚えているかわからないなんて子は実際にワークを開いてこの質問に答えてみてください。
「この見開きのページ、半分以上マルに出来る?」
この質問に対して「出来るよ!」なんて返事が出来る子は、教科書を読み直すだけでワーク演習を始めていいでしょう。
半分以上マルになるなら、やってみて出来なかったところを確認して理解するほうが早いです。
(ただ、普通の子は教科書を音読したほうがいいね。2回読むとより良いかな)
この質問に対して「出来ないよ!」なんて返事になってしまう子は、ちゃんと覚え直す勉強が必要です。
具体的な覚え直す作戦としては、例えば太字語句にチェックペンを引いて、赤シートで被せて太字語句を隠した状態で音読2回すると良いです。
学校のノートなどにチェックペンを引いて同じ作業をしてもいいですね。
完璧になるまで覚え直す必要はありません。半分以上マルに出来そうと思ったら、秒でワーク演習に入ってください。(『秒で』とか言ってみたかった\(^o^)/)
さっきも言いましたが、半分以上マルに出来るなら、出来ないところの修正は演習して確認したほうが習得が早いです。
以上です。自分の理解度に応じて勉強の深さとか長さとか調整していかなきゃいかんです。
その具体的な作戦について書いてみました。
最初に紹介した勉強が得意な子の取り組みが真似出来る日を目指して、いろいろと試してみてくださいね。
今日はこのへんで。
それでは。
過去最高を更新した中2Rくん。松田先生に付き合って欅坂のなんかのポーズを(^o^)ワカラン
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國立拓治
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