中学生への学習計画表を利用した学習指導って難しい!!
異論は認めます。
が、実際難しく無いですか?
地域TOP校を目指すような進学塾であるならば中学生でも可能かもしれませんが、普通の中学生にそれをするのがまぁ難しい。
理由は簡単。
勉強へのモチベーションが高くない子もたくさんいて、勉強に直接関わらない学習計画表まで気が回らない(取り組めない)ことが多いのです。
よく中学校から学習計画表を書くようにと用紙が配付されますが・・・
生徒たちは夏休みの日誌についている一行日記に対する気持ちと同じぐらいで取り組んでいます。
「書けっていうから書いてるけど、これ、別にいらなくない?」なんて多くの子は思ってるかと。
本人が書いた学習計画内容への指導もなく、内容は絵に描いた餅で、実行した記入もあとから一気に記入したもので実情に沿ってない。
肌感覚でクラス7割の中学生がやっつけ仕事のようにしか学習計画表を記入出来ていないと思っています。
見取り図の盛山だったら
「これやってやる意味あるんかなぁ?」
なんて高い声で突っ込んでくれることでしょう(´▽`)
もしも中学生への学習計画表を意味あるものにするならば、
「毎日記入への促しと内容チェックを実施する」ことが必要じゃないかなぁと。
で、私(当塾)は今のところこの労力に対する学習成果を学習計画表で出す自信が無いので、何度か挑戦してきた学習計画表利用をあきらめ中です。
労力小さく誰もが取り組める解決策が出てきたときはまた検討します。学習計画を立てること自体はプラスになることが多いと思っていますから。
中学生をお持ちの保護者の皆様、中学校から学習計画表を配付されているでしょうか?
今お伝えした通り、サポート無しではなかなか成果を出しにくいのが学習計画表です。もしもお子さんにまだ勉強への口出しが出来る間柄がありましたら、是非サポートしてあげてください。
「今日の学習計画表は書いた?」
「なんか得意な数学ばっかりやってる?(笑)」
「社会まだやってないけど大丈夫?後回し?(笑)」
なるべく口うるさい司令塔にならぬよう、本人の意向も尊重しつつ、学習計画表記入サポートをしてあげれるといいですね。
そして、テストの結果が返ってきたときに、この学習計画表(実行表)を見ながらテスト準備の良し悪しを反省して次に繋げることが出来たなら・・・最高ですね。
もしも「自分でやるから黙ってて」なんてシャットダウンされたならば・・・我が子の自立を泣く泣く喜びましょう(^^;
学習計画表について思うこと書いてみました。
今日はこのへんで。
それでは。
定期的に学習計画表については書いてます(笑)
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國立拓治
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