本を書き終えて一息付けたので、先日ようやく鬼滅の刃をBOOKOFFで買ってきて、3周遅れで最新刊まで読み終えました。
良いですね。皆が夢中になるのわかります。
残酷な描写はあるものの、敵の生い立ちも丁寧に書かれていたり全般に炭次郎のような優しさに溢れた作品だなと思いました。
最終巻が出るのが待ち遠しいです。
読んでいるとですね、職業柄生徒たちにも伝えたい内容が出てきたら反応してしまうんですよね。
私が反応したのは6巻だったかな?下弦の伍である蜘蛛の一家と戦った後、治療をしながら修行をする場面。
ここで主人公たちは「全集中常中」をマスターします。
過酷な修行の末に身につける「全集中の呼吸」というものがまずあってですね、
体中の血の巡りと心臓の鼓動を速くする呼吸法。
この呼吸法により体温が上昇し格段に身体能力がUPします。
これを、意識したときだけではなく、朝昼晩寝ている間も常にこの呼吸で過ごすというのが「全集中常中」ですね。
身体能力がUPした状態を日常とせよ!ということです。これをマスターしたら強いですよね。
せっかくマスターしてもそれ以上に強い鬼がすぐにガンガンやって来るのでこの全集中常中のありがたみは作品中で感じることは薄かったですけど((+_+))
このパターン、他のマンガでも出てきます。「一時的にパワーアップする状況を日常とせよ!」という流れです。
例えばドラゴンボール。一定条件時に発動していた金髪のスーパーサイヤ人の状況を日常とするように修行したように思います。
例えばグラップラー刃牙。ランナーズハイのような状態を脳内麻薬エンドルフィンを分泌させて身体能力を高める技がありました。
烈海王がこれを「古代中国拳法で言うところの『復元』!我々の稽古は復元を日常化することを伝統とするッッ!!」と言ってます。
どちらも一時的なパワーアップを日常とせよということですよね。
鬼滅のこの「全集中常中」の場面が出てきたときに、私は孫悟空と烈海王が頭に浮かびました。
「3つのマンガで同じこと言ってるし、良い状態を日常にするっていうのは大事なことなんだろうなぁ」なんて思いましたね。
さてさて、そろそろ勉強に話を持っていきましょうか。
一時的なパワーアップは勉強にあてはめると「やる気に乗って取り組む勉強」です。
やる気あるときは良いですが、息切れすればその勉強は止まります。
・・・これじゃいかんのです。
勉強を「全集中常中」のように、やる気の上下とか関係なく、日常とするのです。意識せず取り組めるようにするのです。
この奥義を「全集中常中」の真似をして「家庭学習常中」としましょう(´▽`)ネーミング
やる気があろうがなかろうが、疲れてようが眠かろうが、家庭学習を日常とするのです。
疲れてようが眠かろうが「晩御飯」は食べるし「風呂」は入るし「歯磨き」はしますよね?
これと同じで何があろうが家庭学習を日常とするのが「家庭学習常中」です。
今考えたのですが、身につけるための修行は、その日の家庭学習を終えないと「晩御飯」「風呂」「歯磨き」を家族が封印をするってどうでしょう(´▽`)エゲツナイ
日常の勉強を止めるなら、他の日常も止めるからね。さっさと寝てしまいなさいと(^^♪
日々の家庭学習はやる気の有無でやったり辞めたりすべきものではありません。
宿題が無い日であっても、机に座り自ら問題集を進めたりして取り組むべきです。
「家庭学習常中」、是非マスターしてください。
柱になれる日を楽しみにしてますよ・・・なーんて、急に鬼滅用語使ってみたりw
家庭学習を習慣にして取り組むということについては、今度の水曜に発売される「くにたて式中学勉強法」にも書いてます。
よかったらそちらでもご確認ください(^^)センデンノコキュウ
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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