勉強とスポーツの二刀流を目指す家庭からの質問

引き続き、マシュマロに届いた質問に答えていきますね。今日はこちら↓

なるほどなるほど。

一生懸命取り組む子供に、ここからどうアドバイスをしたらいいだろうかという相談ですね。前回のこちらの質問に似ているでしょうか↓

2月下旬に質問のメールが届いていました。マシュマロ的なものですね。必ず毎回お答えできるものではありませんが、ブログで紹介していいな...

何よりも保護者の我が子への愛情を強く感じる文面ですね。行間から愛情が溢れています(´▽`)

勉強の取り組み方が、親子でタッグを組んで協力をしなければ実現しないようなレベルのものだなと。親子間の風通しも良さそうです。

相談を頂いた保護者の方の子を想う気持ちに応えられるよう、お子さんにとってプラスになるよう考えて書いてみますね。

状況を整理しますね。

・部活にクラブチームに忙しい。

・両立出来るよう工夫して勉強を頑張っている。

・名古屋でもレベルの高い中学に通っている。

・成績は上位1割~3割。

・定期テストで点が全然取れない。

こんな感じでしょうか。

5つ挙げてみたのですが、上4つはイメージが湧きますね。なるほどなるほどと。

で、最後の1つが悩みの部分ですが、これは主観が入っていて状況が見えにくいなと。

名古屋市内でレベルが高い中学で、学年順位が上位1割~3割に入る成績というのは、一般的に良く出来ると言われる成績だと思うんですよね。

だから、「全然取れません」とは表現しながらも、学年順位から想像すれば、平均点+20点とか+15点とか取れている状況じゃないかなと想像します。

ここは点数の捉え方が目指すところ、理想と比較すると表現が変わって来ますよね。おそらく高い目標を掲げているのかと。

理想を高く持って取り組んでいるので、例えば平均点+20点ぐらいの点数を取っていても、防げたミスがいくつもあればそちらに目が行って「(理想の点に比べて)全然取れない」「(もっと取れたはずなのに)全然取れない」となっているのかなぁと想像します。

冷静に見れば「思うように取れない」という感じでしょうか。

これらを踏まえて、3点にして伝えてみますね。

模試を受けて愛知県内での実力を確認する!

名古屋市内でレベルの高い中学であれば、定期テストも難しく作っていると思います。100点連発されたら通知表つけられませんし。

よって、思うように点が取れていないのが、「レベル高い中学の定期テストだから」なのか、「ケアレスミスが出過ぎているから」なのか、判断すべく模試を受けて見ると良いと思うのです。

入試の時に大丈夫だろうかと心配なさってますが、模試で愛知の中での位置を知ると冷静に見れるのではないでしょうか。

これはおススメです。愛知全県模試が良いと思います。中2になるところでしたら、志望校も書けますからね。

ケアレスミスを無くす努力を質と量を高めて実行する!

もしもおっしゃるようにケアレスミスが多く出てしまっているようでしたら、引き続きそこにピントを合わせて練習を重ねることですね。

過去に何度か書いてますし、

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マシュマロ投げ返しフェア中。本日はこちら↓ なるほど。数学の計算ミスが減らない。解くスピードも遅くて見直しが出来ないと。 ...

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ミスの数を減らすべく、演習量を確保できると良いですね。

最後の手段はクラブチームを休む!

どれだけ時間を割いてクラブチームに通っているかわかりませんが、ここに大きな時間がありますよね。この時間を勉強に使うという手段が最後の切り札です。

今は二刀流を目指して取り組んでいますが、必要に応じて現在の二刀流のために割いている時間の割合を変化させることは出来るのではないかと。

例えば高校入試前、さすがにクラブチームは休むのではないですか?

中学受験では他の習い事をいったん全て止めてでも勉強に専念するじゃないですか。誰にとってもそれほど中学入試が難易度が高いからだと思います。

現在もしも、勉強の成果に納得がいっていなくて、先々の進路を考えるともっと出来るようになっておかないといけないなんて状況であれば、クラブチームの頻度を下げたりして勉強への時間を確保してはいかがでしょうか。

クラブチームも勉強も両立していたカッコいい先輩たちの姿を多く見ているとは思いますが、中にはクラブチームをやることで勉強が伸び切らなかった先輩もいるはずです。

単純な話、限られた時間をどう割り振ってどう使うかということです。

ここぞという場面、切り札を使うことも視野に入れておくと良いと思います。

まとめ

・定期テストで本当に全然とれないのかどうか、模試を受けて冷静に実力の判断を!

・ケアレスミスを無くす努力は継続を!

・本当に勉強が大切な場面ではクラブチームを休むという切り札を!

もうすでに全力で頑張っている子へのアドバイスって、それはそれで難しいんですよね。参考になると良いのですが。

最初にも書きましたが、今は親子二人三脚での成果じゃないですか。これをここから一人で出してもらうのがまた難しいですからね。

ここからいい形で保護者のサポートを「心身を整えるサポートのみ」まで減らせると良いです。

応援しております。頑張ってください!

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。