自転車を支える手を離す日

フェイスブックで流れてきたカロリーメイトのCM動画がとても良かったです。音無しで見ましたが、BGMはレミオロメンの「3月9日」。グッときました。

CMのタイトルは「夢への背中」。受験生の息子と応援する母を描いた動画です。父は余計なことを言って息子を怒らせる役で一瞬出てます(笑)

これは是非とも母親に見てもらいたいです。母親は良かったらこちらの4分を超えるフルバージョンで。(こちらは2016年12月11日までの限定公開)

(父親はこちらの2分バージョンでどうぞw)

学習塾という仕事柄受験生とその保護者たちに毎年関わって過ごしています。歳をとるごとにだんだんと保護者側への共感を強めてますね。

CM動画の中で自転車に乗る練習をするシーンが出てきます。最後に支えていた手を離して自分で自転車を漕いで進むシーンです。

親の手を離れて自立していく様を象徴するシーン、しみじみしました。私は乗る側でしか体験したことありませんが。

子供は育っていくにつれ親の手を離れていくものです。しかしその離れ方は成長度合いでタイミングは様々。

まだまだ補助してあげた方が良い子もいれば、早々に親の手を離れていく子も。各子供にタイマーが付いていて、アラームが鳴ったら親の手を離れるタイミングとか教えてくれると親も楽ですが、あいにくそんなアラームありません(苦笑)

まだまだ補助が必要なのに放任と言う名のほったらかしをする親や、もう手を離すタイミングなのに子離れできず手を出し過ぎちゃう親も。

そんな難しい手を離すタイミングを補助するためにも学習塾はあるのかもな。そんな感想を抱きました。

紹介したCM動画と違って当塾のメインは高校受験指導ではありますが、お子さんを見守るお母様の気持ちはこんな風なんだろうなと想像しました。

自転車の練習に例えるならば高校受験は補助輪を取るぐらいのタイミング。まだまだ手は離せません。

いつか後ろから支える自転車を持つ手を離し、子供たちが1人で逞しく乗りこなす日を目指して、引き続き子供たちの応援をさせていただきます。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。