「ワークを解くのは勉強じゃないよ。ワークの間違えたところを解き直して、それがマルになって初めて勉強ね」
こんなことをテスト前に口をすっぱくして何度も言っています。口がすっぱすぎてスッパマンになるレベルで言い続けています。
これも40歳未満の人々には謎のキャラクターですよね(^_^;)
「バツをマルにする」定期テストの勉強はここに大半の時間と大半の力を注ぎ込んで欲しいです。
そんな思いで、そこを意識してもらえるように掲示物とか作ってきましたが、定着にはまだまだ至りません。
こんな状況なので、次回のテストは実際にバツをマルにすることにピントを合わせてもらえるようにちょっと学校ワーク点検の仕方を変えてみることにしました。
こちらが今回の学校ワークの点検表です。さっき完成しました(^^)今回はこんな感じで点検をしようかと。
ワーク1回目の演習を終えた後にしっかりと間違い直しに取り組んで、2回目の演習でどれだけミスを減らせたかを書く欄を作ってみました。
どれだけ減ったかを記入するマスを気持ち広めに作ったのは、こちらのコマの情報の方が大切だという小さなこだわりです(^o^)
記入例はこんな感じかと。1回目を終えてミスの数を数えておいてもらいます。間違い直し後に2回目チャレンジ。どれだけミスが減ったかをこんな感じで記入してみようかと。
その生徒のレベルにもよりますが、目標のレベルまでミス数が減ったならば演習はストップ。たとえば中村くんは2回目でミス数3まで減ったので3回目はナシ。他の問題集への浮気を許可します(^o^)
植田君は目指すレベルには2回目で到達できなかったので3回目に突入してもらった設定です。3回目はミスした問題だけ演習してもらう予定でいます。
この表を教室のホワイトボードに貼り出しておこうかと。
貼り出すことで他の生徒の目を意識してもらって、「やべ、俺の演習ペース遅いじゃん!」とか、「うわ!ナカムの英語スゴ!俺も頑張ろ!」とか、「1回目からミス数少なく載せたいから、やる前にゴリゴリに覚えちゃうもんね」とか、良い効果を期待します。
あまりにミス数が多いときにはちょっと表記を検討しましょうかね。3桁超えた時だけ「100+」とか(^^)
生徒の皆さん、今回のワーク点検はこの形式でいくね。いつもに増して「バツをマルにすること」にピントを合わせてテスト勉強をしていこう!
間違っても自学ノートを埋めることだったり、たくさんの教材をやることにピントを合わせないように。
まずは学校のワークをきっちりと。これが本当に出来たら他の教材への浮気を許可するからね♪
今回この点検方法を取り入れることで、以前やってた点検方法を削った部分もあります。うまくバランスとりながらより良いものにしていきたいですね。
それにしても学習指導はいつまで経っても頂きが見えてきません。そもそも今登っているのか下っているのかわからなくなることも(*_*)
年々良くなることを信じて精進します!
今日はこのへんで。
それでは。
実名でゴリゴリにご紹介してましたが、実は生徒の名前は全て知り合いの全国の塾長方\(^o^)/「しょうがねぇなぁ」と苦笑してくれそうな方々にお名前借りました(^^)ありがとうございました!(勝手に感謝)
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國立拓治
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