ゴールデンウィーク中に素敵なブログ記事を読みました。こちらです。
こちらはレトロゲームを中心に書かれる老舗ブログです。昔ドミニオンというゲームにはまっていたのですが、その全国大会で司会をしていたのはこのブログの作者の方でした(^^)
この記事はその方のお子さんが初めて「勉強でわからない」という壁にぶち当たった時の状況と、その方の対処が書かれた記事でした。
貴重な記事ですね。一生にこのタイミングは1度しかありませんからね。自転車に乗れるようになった瞬間と同じぐらい貴重です。
ブログの作者の方は学生時代に塾でバイトをしていたこともあって、教育に関しての記述は一歩踏み込んでいて面白いのです。
今回も頷かされました。
「勉強で一番難しいのはわからないに対応すること」
「なんとなくわからないまま通り過ぎちゃう人ものすごーーーくたくさんいます」
書かれていたこともう少し紹介したいのでこの記事から少し抜粋させてもらうと、
「分からない」に突き当たった時、どう対処するか。対処出来るリソースをどうやって探すか。そもそも、「分からない」を明確に意識すること、言語化することが出来るか。人に頼ることが出来るか、教えてくれる人を見つけることが出来るか、見つけられないとしたら自分で調べることが出来るか、理解出来る参考書を探すことが出来るか。これ、当たり前のようだけど、当たり前に出来ることじゃないんですよ。「分からない」に突き当たった時、そもそも「分からない」を言語化することも意識することも出来ず、勿論人に聞くことも出来ず、なんとなく分からないまま通り過ぎちゃう子、山ほどいます。ものすごーーーくたくさんいます。多くの場合、それは取返しが付かないくらい「分からない」が積み上がった後、やっと発見され、対処が可能かどうか(主に大人によって)検討されることになります。周囲の環境も含めて、正直運次第って部分もないではないです。
さすが広く知られた老舗ブログですね。大事な所がギュッと掴まれていて、それがわかりやすく書かれています(^^)
ここですよね。ここにどれだけ真摯に向き合えるか。ストレスを伴うこの作業をいかにメンタルを揺らさずアタックできるか。
グーグル先生の力も含めて自分一人で解決できなかったときに、他人に力を借りてでも解決する気持ちがあるかどうか。
この部分が勉強においての天王山です。最大の山場です。
昨年から塾外生の進路・勉強相談を有料で募集して今日まで10件以上相談面談を行ってきましたが、面談する家庭の大半がこの部分でつまづいていました。
「できない問題をできるようにする」という部分にです。
勉強の誘惑をコントロールすることも、勉強時間をコントロールすることも、親子で協力してこなすことは比較的簡単なのですが、この「できない問題をできるようにする」という取り組みを正しく行なうことが難しいんですよね。
この面談を通してそれを痛感していたところに出会ったこのブログ記事。ド納得でした。(ビリギャル坪田先生もこの記事を紹介して書かれてましたね)
さて、本日から当塾は指導再開です。岩倉中はテストが来週に迫ってます。今回のテストはこの部分に重点を置いて取り組んでもらおうと思ってます。
休みボケしてる暇ありません。全力で行きましょうね!
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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