家庭での7つの習慣その6「国語力は家庭で育む」

※この記事のシリーズは保護者に読んでもらって実行してほしいシリーズです。

成績向上を望むならば家庭で実施してほしい習慣がいくつかあります。 このへんが崩れている家庭は著しい成績向上は見込めません。 やはり365日置かれている環境は成績に大きく関わりますからね。 そんな習慣を7つにまとめて「家庭での7つの習慣」というカテゴリーでお送りします。   今日は6つ目をお送りします。 その内容は・・・

「国語力は家庭で育む」

「国語力は家庭で育む」です。

私事ですが、同窓会なんかで子供を持つ親に

我が子の教育について相談を受けることがよくあります。

その時の私の返事の台詞は基本的にいつも決まってます。

それは・・

「頼むから国語に力を入れて育ててあげてくれ!」

ですね(笑)

国語の力は1年2年で培われたものでは無く、

生きてきた年数で培われてくるものだからです。

周りの大人がどのように関わってどのように教育してきたかの

長年の成果として中学の国語の点数として現れてきますね。

もちろん持って生まれた力も多分にありますけど、

親としてお子さんの国語の力を伸ばす努力を

し続けてあげてくださいとお伝えしたいのです。

ほんとに国語の大切さはブログ上で何度も言い続けてきました。

旧ブログでもこの通りです。

塾生保護者に協力してもらいたい「家庭での7つの習慣」 というタイトルで、お子さんの学力向上のためにご協力いただきたい 7つの習慣についての記事...
社会が著しくできない生徒がたまにいます。 「教科書を読んで、その後学校のワークを2回3回とやるんだよ」 と、そういった生徒に基本的な学習方法を...

漢字とか嫌がってもゴリゴリやらせてください。

教科書音読も何度でも聞いてやってください。

漫画ではなく活字の本を購入してあげてください。

多少無理をしてもです。

少々ご褒美に頼ってでもです。

国語の力はその後全ての教科に関わりますし、

生きていくうえでの最重要科目になってきます。

私は普段塾で中学生主体で指導をしていますが、

国語力の無い生徒は成績を伸ばすのがとても時間がかかりますね。

1回の指導で吸収できる量が少ないからです。

そういう生徒は一人で自学自習をしても同じことが起こります。

相当時間を割かないと成績は上がっていかないです。

対して国語力がある生徒は成績を伸ばすのが容易です。

単純に演習量が足りなかっただけであったり、

理解が浅かっただけで、少し指導をすれば勝手にグングン伸びていくんですよね。

勉強時間をかければかけただけ効率よくグングン伸びていきますね。

私も学習指導歴がもうすぐ20年です。

20年ずっと中学生を見てきた私のアドバイスの台詞です。

ちょっと心して聞いてほしいのです。

「頼むから国語に力を入れて育ててあげてくれ!」

具体的には小学校の先生の言うことをよく聞いて、

出された国語の宿題をしっかりと取り組んでくれればいいです。

あとは漫画と共にでいいので、活字に親しませてください。


私自身の小学生の頃の思い出になりますが、

父親に「本が欲しい」とねだって一緒に本屋に行ったことがありました。

欲しいと言った本は読書感想文に書けそうな活字の本です。

「王様シリーズ」だったり「ずっこけ3人組シリーズ」であったり、

「マガーク探偵団シリーズ」であったり・・そんな本たちです。

本をいろいろと見て選んでいるうちに、

私は知らぬ間に漫画コーナーへ来ていました。

そこでしばらく漫画を見ていたら漫画が欲しくなってきましたw

私は漫画を手に父親に言いました。

「これが欲しい」

父親の返事は皆さんの予想の通りです。

「お前、本が欲しかったんじゃないのか?」

「・・・・」

恐らく小田和正の「言葉にできない」はここで歌う歌ですねww


子供の思考にしても、水たまりにしても、

より低い方に流れていこうとします。

私のこのエピソードは子供など放っておけば

楽な方へ楽しい方へ流れてしまうということを

お伝えしたくて書きました(もちろん実話ですw)

放っておいて子どもたちが勝手に活字を読むことは無いです。

頑張って関わって多少強引でも活字に促してあげてください。

何度も同じこと繰り返して書いてしまいましたね(苦笑)

ちょっとまとまり悪かったですが、

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。