KADOKAWAで高校入試対策教材を作ることになった経緯を書いてます。過去6回はこちら。
今回7回目。2025年7月です。最終回です。
本が仕上がってきます。
問題を選び終えたので、あとは私の勉強法のページの執筆を。
ここは初めての作業では無いので大変ではありませんでしたね。
紙面が文字ばかりで圧迫感があったので、図やイラストを加えてみることにしました。
まぁ、私が作るものなので、過去のものとテイストが同じになりますよね。このピクトグラムはフリー素材だし(´▽`)
図やイラストを加えることでマイルドな紙面になりました。これなら中学生でも読んでくれるはず。
これで全ての原稿は一通り揃いました。
本の書影も出来たようです。こちら。(これまでもずっと紹介してきてますがw)
おおお。なんだかすごいですね。
「5科」と大きく書いたので、比較して欲しい他の類書と比較してくれることでしょう。
いくつか他の候補を見せていただきながら、あーでもないこーでもないと相談をしながら、この表紙が出来ました。
まずは書店で手に取って中身を見てもらえると良いなと思います。
プロのイラストレーターが何種類か私のイラストを作ってくれました。このイラストが各単元で一言アドバイスを添えてます。
また、ご覧の通り表紙にも掲載されることに。イラストを付けたのは類書との差別化なんでしょうね。
「勉強法も指導するんです」「そんな部分が類書と違うんです」なんてことを伝える意図があるのかもしれませんね。
「後ろの表紙を開いたところに先生の写真を載せましょう」ということになり、「せっかくなのでこの似顔絵に寄せた格好で写真を撮りなおそう」となりました。
こんな経緯で先日撮った写真が、今のブログやSNSのサムネイルに使用し始めた写真です。貼りなおした理由はこの本がきっかけですね。
実際に教材に掲載されている写真は口を閉じていて、これよりも少しだけ真面目に見えている予定です(´▽`)
タイトルは、「このジャンルの問題集で定番になるように」という想いを込めて「王道」という表現を採用したのだと聞きました。
確かに、多くの人に手に取ってもらって定番となることを目指したいですね。なにせここまで形にするのがめちゃ大変でしたし(笑)
この教材の特徴を改めてご紹介!
表紙には箇条書きで本の特徴が書かれてます。これを元に本の特徴の紹介を改めて。
14日完成!
→正直言うとこうした文言大嫌いだったんですよね。インスタントに学力が付きまっせ!という売り方にも見えなくないです。
ただ、見方を変えれば、この本を利用する時期をスケジューリング出来るという意味では、やり終える目安が書いてあるのは良いかもなと、思い直しているところです。
各教科14単元ずつあるので14日と書いてますが、一気に全部やらずとも、必要だと思う単元だけ取り組んだりする使い方もあるので、目安として見てもらえたらと。
むしろ、必要な教科だけとか、必要な単元だけとか、自分にフィットさせて使う方が多いかもしれませんね。
「でる問」だけを収録!
→これは公立高校入試の過去問題を収録しているということを表しています。「でる問」というか「でた問」というか(´▽`)
直接過去問を収録していると言うことに制限があるのか、他の類書も「出るものだけを厳選!」みたいにぼやかして書いてますね。
ここは確かに、「正答率を発表している都道府県の公立高校入試問題から厳選!」なんて書くとくどいからかもしれませんね。
正答率つきの公立高校入試過去問を採用した経緯は前回書きましたね。
気合入れて選びました。是非見てみて欲しいです。
「くにたて式勉強法」を伝授!
→ここです。問題集に勉強法を加えて作ることで類書との差別化をしていこうというのが、この本を作ることになったキッカケ部分です。
塾に行っていない家庭の子が、掲載している高校入試勉強の仕方だったり、各教科・各単元のアドバイスを見てもらうことで、安心して取り組んでもらえたらいいなと。
けっこうしつこく書きました。塾の先生が並走して、勉強のアドバイスを投げかけている心地で解いてくれたらいいなと思ってます。
他には無い部分です。ここも是非見てみて欲しいです。
これらが大きな特長の3点ですね。
「これ一冊で合格出来ます」なんてことは決して言いません。この一冊は合格へ目指すために使ってほしい一冊です。
色んな使い方が想定出来ますが、たとえば模試のように取り組んで、炙り出た弱点を復習するキッカケにしてもらえたらいいなと思ってます。
(中1中2生でも定期テスト対策で使ってもらうことも出来るかと思います)
2025年7月28日、いよいよAmazonにページが出来ました。
発売日は9月18日です。
ご興味出た方はWEB書店で予約を。中身見てからだなということであれば、9月18日過ぎに大きめ書店店頭で内容チェックを。
以上7回にも渡って「王道の5科」ができるまでを書いてきました。
奥さんが言うには「全7回って重い重い!」とのことでした( ゚Д゚)ヤリスギタ
大変でしたし、1年半もの間情報制御されてましたし、ちょっと勢いでたくさん書いちゃいました。
実際に書店に並ぶ日が楽しみです。
今回はこのへんで。
それでは。
編集信田さんとの打ち合わせ中の1枚。時間かかりましたが何とか世に出せそうでよかったです。お世話になりました!
無事に重版がかかった日には、是非祝杯を挙げに、美味しい魚を食べに、行きましょう!
ちなみに、信田さんが手がけて少し前に出版した子供向けの魚本がこちら↓どんだけ魚好きやねん!(´▽`)全編ワクワクする面白い本でした!
音声メディアVoicyを更新しました!最近は月曜更新!
YouTubeも更新挑戦中!(最近滞り中!)
塾長國立の著書はこちら↓
國立拓治
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