「で、中3生は7月28日までに学校から出てる夏休み課題5教科分終わらせて点検ね」
7月中旬に生徒たちにこう伝えると、教室は小さくざわつきました。
元気の良い中3女子が口火を切って私に言いました。
「え、先生無理だって!」
「無理って言うな!無理になるから(´▽`)」
「大丈夫だ。去年の岩倉中3年の宿題はヤバいぐらいの量だったけど、今年はそこまででもない」
「え、多いよ、多いって!」
「お前は比べたこと無いから多いかどうかなんかわかるわけねーやんけ!!」
「部活が勝ち進んでるとか事情があったら点検日考慮するから、ひとまず7月中に終えることができるようにアタックしてみよう」
多くの子にとって学校から出される夏休み課題というのは夏の終わりにヒーヒー言いながら片付けるものという認識なのかもしれません。
でも言い換えれば8月末の数日でスパートをかけてなんとかなるということは、7月中に終わらせるのはなんてことないはず。
この生徒たちの悪しき「当たり前」を壊し、新しい「当たり前」をプレゼントするのも塾の役目かなぁと思います。
埼玉の横井先生@学習塾WILLもブログでこんな風におっしゃってました。
ん、そうだ。そうに違いない。うちは個別指導塾だから学力問わず一生懸命に取り組むことで手に入る「当たり前」をプレゼントしたいです。
昨日から夏期講習開始です。
「無理だって!」なんて言っていた子は初日に日誌と2教科の宿題を終えました。あと3教科で終了です。
このペースで行けば遅くとも水曜には5教科全て終わるでしょうか。無理どころか前倒して完成しそうな勢い。
(追記)本日14時の段階であと1教科になってました。本日完成は間違い無いです\(^o^)/
「良いペースだね。この調子で早く完成させてよ。他の奴らにドヤ顔で伝えるから。『え、もう○○は余裕で終わったよ』なんて(´▽`)」
新しい当たり前をプレゼントして、生徒皆にとって良い夏にしたいです。
ショートですが、
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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