※この記事は2016年春受験生へ向けて書いた記事です。
こんにちは。
データ室長の澤木です。
愛知県全県模試の追跡調査をもとにしたデータをご紹介しています。一般入試・推薦入試に合格するための内申・偏差値・当日点を数値化してまとめました。
本日10校目は北高校です。
一般入試データ
内申
キレイな分布図です。8年間の合格者平均は30前後と大きなブレなく安定していますね。
合格目安は内申30です。内申30以上あれば概ね合格率80%を越えています。データ的に内申35まで伸ばせばほぼ100%受かるでしょう。
これ以上落としては行けないラインは内申25ですね。内申25に満たない中学生は合格率0%ではありませんが、望み薄です。内申を上げましょう。
偏差値
内申同様キレイな分布図です。偏差値50が目安でしょう。56以上ならほぼ100%受かりすね。
偏差値40台後半でも、まだ合格率70%はあるので、当日点次第ではなんとかなります。しかし、42以下の人は厳しいです。最低でも偏差値45は欲しいところですね。
当日点
内申と偏差値は8年間でほぼ変わっていませんが、当日点の合格目安ラインは徐々に下がってきていますね。
2008年は当日点61点が目安でしたが、2015年は57点にまで下がっています。この4点というのは意外と大きな差ですよ。
推薦入試データ
内申
幅広い層が受験していて、合格率はほぼ100%です。推薦をもらえればほぼ合格ですね。
内申29でもらえている人がいますが、皆がそうではないでしょう。内申31~35くらいまでが割合的に多そうです。推薦をもらいたいならば内申30以上は欲しいですね。
偏差値
平均偏差値は一般入試とほぼ同じです。同じくらいの力の人が集まるようです。
偏差値44~60までとその幅は広いですよ。合格するかだけ見るならば偏差値を意識する必要は無いですが、合格してから苦労したくないなら、たくさん勉強してください。合格者平均が50前後なので、偏差値55あたりまで伸ばせば入学後でも半分より上にいられるはずです。
推薦合格率
高いですね。ここ3年はほぼ100%です。まず希望者が少ないですねえ。
内申が30以上あるならば先生に打診してみましょう。
まとめ
北高校を目指す生徒は、
内申30、当日点60点が目安です。
内申に余裕(内申35前後)があれば、当日点は55点を目安としてOKでしょう。内申が足りていない(内申20台後半)ならば、当日点は65点を目指してもらいたいですね。
どうしても北高校に行きたいんや!でも、実力が足りていない…という人は内申30集めて推薦をもらいましょう。生徒会や部長やボランティア活動などやっておくと有利です。
以上です。
北名古屋高校を受験する中学生、保護者の参考になるとうれしいです。
澤木宣彦
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