タイトルは進研ゼミの勧誘漫画タイトル風です(^^)/
12月に入り保護者面談が始まっています。
昨日は面談を終えて保護者を見送った直後、澤木先生がやってきて言いました。
「Kは今回のテストで急に成績上げててなんでだろう?ってさっき話してたじゃないですか」
「成績が上がった謎が面談で判明したんです。配付した『くにたて式』の本を本人が読んだからみたいです」
( ゚Д゚)ナンダッテ!?
この報告は私に3つの想いを起こさせました。
まず最初に
「やった!ちゃんと成績を上げたい中学生に届いて効いてる!」
まさか本を利用して成績が上がりましただなんて、さっそくこんな身近で声を聴くことになるとは。
中学生向けに書いた書籍を中学生が読んでくれて、書いてある内容を実行してみたら成績が上がった・・・
絵にかいたような目指した展開に嬉しくなりました。
「いつも塾で伝えていたつもりだったが、物事は伝え方が大切みたい!」
確かこの生徒、「勉強のやり方がわからない」なんて言っていたと保護者から聞いていた生徒でした。
勉強したくない子の言い訳第一位のセリフでもあるのですが、この生徒は本当にやり方がわからなかったようで。
書いてある内容はいつも伝えてるやんか!なんて私自身が思うのですが、やっぱり伝わり方が違うんですよね。
知り合いの塾の先生方が私のこの本を生徒に読ませたときに、大切なことが生徒の心の底に届いている感じを受けてショックを受けてらっしゃったんですよね。
「いつも言ってるじゃんか!」「ほんと誰が言うかって大切!」なんて。
主体的に自ら読んだ本での私のセリフは向き合ったもので心の底まで届いた。私が生徒皆の前で話す勉強法は一方通行で多くの場合が馬耳東風。
ここに大きな差があるんですね。ものすごく大事な部分だな。
「やっぱり生徒たちと本の読み合わせをしよう!」
そう思うと、読み合わせという手法は多少伝わりが変わるかもしれないなと思いました。
自分で書いた本なので「ほら、いつも言ってることがこの本にも書いてあるだろう?」のセリフは空々しいですが(^^;)
守田先生の未来義塾のように沢山教室に並べておいて、話をするときに配る感じで読み合わせがいいかな。
早速収納する書棚と25冊ほど拙著を購入しましょうか。
以上3点ですね。
これからも成績を上げた子たちからこんな声が届くと嬉しいです。
成績を上げることができたご家庭、また感想聞かせてください。うまくいかなかったご家庭、困ってるところまたお聞かせください。
ちなみに成績を上げたこの生徒が読んで心に刺さった部分は「成績上位者たちの平均勉強時間」の部分と「ピントが外れた勉強法」の部分だそうです。
勉強時間を伸ばしてピントを合わせたら成績が伸びた。素敵な展開で良かったです。
今回はとてもいい例をご紹介しましたが、ぽつぽつと私の耳に届く保護者からの嘆きの声をお伝えすると・・・
「この本を読んでほしいのに本人が読んでくれない!」
です((+_+))
根深いですね。私の本は成績上げたいと本人が思わない限り中学生が読まない本です。漫画じゃないし、オールカラーじゃないし。
塾の掲示物もそうなんです。見てほしい生徒ほど見ない。見なくてもやれる生徒ほど見る。
「中学勉強法伝達のジレンマ」と名付けましょうか(;・∀・)
このへんを工夫していきたいですね。
購入いただいたご家庭で「勉強嫌いのうちの子に読ませることに成功しました!」なんて事例あればまた教えてください(´▽`)
以上、本を読んで成績を上げたという事例の紹介と、それを受けての自塾の取り組みの野望について書いてみました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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