愛知の中学生は3年間のまとめ教材をありがたく使っていこう!

昨日の塾長たちとの会食で、神奈川の篠崎先生に質問した事項がありました。

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「神奈川では中学校から3年間のまとめ教材が受験生に配付されたりします?」

新研究とか整理と対策とかいった教材ですね。愛知では当たり前の教材です。

「神奈川では大半無いですね」

( ゚Д゚)え?

「え、みんなどうしているんですか?皆が塾に通う?それとも皆が市販教材を買う?」

「上位の子は進研ゼミのような通信教材であったり、塾に通ったりしていますね」

「中位層ぐらいまでは同じ感じかと思うのですが、下位層は正直何も手にせず何もやっていないでしょうね」

なんとなんと、ところ変わればここまで違うのですね。愛知の手厚さが浮き彫りになります。

篠崎先生に愛知の取り組みを説明しました。

「愛知では2年生の2学期終わりごろに5教科の3年間まとめ教材が配付されて、そこから毎週平日に各教科1単元ずつノートにやってくることが課題となるんです」

「この課題が夏前ぐらいに1通り終わるようにスケジューリングされていて、そこから2回目を本誌に書き込む形で改めて毎日課題が出ます」

「中3の冬までにこの5教科の3年間まとめ教材が2周終わるように中学校が段取りをして実行してくれるんです」

「それは至れり尽くせりですね」なんて篠崎先生。

基本的に神奈川の先進的な取り組みにいつもうらやむばかりですが、この部分に関しては愛知県の取り組みは気が利いているなと思います。

もちろん1種類の教材で行われますから、最上位や最下位の子にはレベルが合っていない問題もはらんでいますが、それを踏まえても素敵な取り組みだなと私は思います。

愛知に住む中学2年生の皆さん。おそらくそろそろ3年間のまとめ教材が配付されて、毎日1教科1単元の課題がスタートすると思います。

部活が終わるまではいつもの課題に加わる形で少々シンドイですが、学校からこれらの教材が配付され、課題としてこれに取り組めることに感謝しましょう。

「受験勉強って何したらいいんだろう?」なんて思う子いるかもしれないけど、この教材を真剣に取り組むことがなによりの受験勉強だからね。

さてさて、こんな会話を昨日してきたのですが、俄然気になるのは全国でこういった3年間のまとめ教材が配付されるという取り組みはどれぐらいの割合なのだろうということです。

果たして全国でどれぐらいの都道府県が3年間のまとめ教材を配付するのか?されたらそれが課題として日々出されたりするのか?

愛知が異端なのか、神奈川が異端なのか。

他府県の同業の先生方、はたまた他府県の保護者の皆様、よかったらお住いの地域の状況をまた教えてください。

「〇〇県〇〇市では、3年間まとめ教材配付ありません。ただ・・・」

「〇〇県〇〇市、3年間まとめ教材配付あります。おそらく県全域であると思います・・・」

「〇〇県〇〇市、3年間まとめ教材配付あります。愛知と同じく日々の課題になります・・・」

なんて教えてもらえたら嬉しいです。

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今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。