先日モノグサの社員の方が当塾にいらっしゃって実施したモノグサのユーザーとしてのインタビュー記事が、ICT教育ニュースというWEBサイトに掲載されました。
コロナ環境が追い風となって当塾で導入した暗記アプリですね。
記事の中でも書いていますが、今は探り探りうまく使えないかと試しているところです。
覚える手段や手順も固定されているモノグサをくり返して取り組むことで英単語を覚えるというものなのですが・・・
勉強嫌いのある中3生が何度取り組んでも英単語の暗記度が全然上がっていきません(暗記度がパーセンテージ表示されるようになってます)
あれ?おかしいな。何がいけないんだろう?能力の限界?アプリが悪い?取り組み方が悪い?
その生徒は以前の記事で家で一度もモノグサをやっていないのに「覚えてきたんですけどね~」なんて言ってのけた生徒なので、なにか取り組み方がまずいかもしれません(^^;)
暗記度が上がっていかない理由がどこに隠れているのか、調べるべくその生徒がモノグサに取り組む場面を見守ってみました。
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あ!あった!よかった!!まずい場所がみつかりました!
2点あったのでご紹介を。
間違えた問題の確認作業をしていない!
1点目。「×を〇にするのが勉強」としつこく生徒たちには伝えていますが、やはりここでした。間違いの確認作業をしてませんでした。
モノグサは間違えた時に正答が一瞬表示されますがほんの一瞬です。その場でパッと出るだけなのでそれで覚えてしまおうというのが無理がありまして。
一通り終えた後には「どの問題を間違えたのか」「どの誤答を選んだのか」「正しい単語の発音はどうなっているか」などを確認をすることができるようになっているのですが・・・
ここの「×→〇」にする最重要確認作業を飛ばしてしまってすぐに次のテストに入ってしまうのです。面倒を嫌う男子生徒に多いでしょうか。
しっかりと間違えた問題を確認することを約束させました。
間違えた単語の音声を聞いていない!
2点目です。間違えた問題の確認作業の一環ですが、その間違えた単語の音声を聞いていませんでした。
極端な例になりますが、見ていたその生徒は湖「lake」を「kale」と入力しました( ゚Д゚)ケール⁉
見た目のアルファベットの構成から雰囲気で書くのでこのザマです。使うアルファベットだけ把握してましたが、順序がおかしく。
「見た目だけじゃなくてレイクという読み方と共に頭に入っていたらkaleは絶対無いでしょうよ?だからちゃんと発音ボタンを押して発音させて聞くことは大切なの」
「必ず間違えた問題を確認することと、音を出して発音させてやることな」
この2点を加えて取り組むように指導をした後は・・・
取り組むに連れて正答率が上がるようになりました。無事解決です。
せっかくの暗記アプリ、しっかりと使い切ることができるようにしたいですね。
新中3生は来春から英単語をモノグサで取り組んでもらう予定です。もっというと他学年も一律導入も検討しています。
英単語に限らず、他の教科でも利用できるように引き続き暗記アプリの利用法を探っていきたいと思います。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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