余談ですね。タイトルからふざけてますから感じていただけてますよね。
一昨日のことです。人気漫画「呪術廻戦」の新刊が出てたので早速買って来て読みました。大人になったのもあって一度読んだら売ったりして処分するようにしてます。
そうしないと本や漫画が家で爆発するので(^^;
昨日のことです。この頃休憩時間はずっと呪術廻戦を読んでいる中3Iくんが、相変わらず呪術廻戦を読んでいるところを見かけました。
「昨日新刊出たね。もう買った?」
と声をかけると「まだです」とのこと。私はふと思いつきで言いました。
「俺はもう買って読んだから、もしも今から取り組む英語の模試の過去問で80点以上取れたら新刊あげるわ」
「お、マジですか。俄然やる気出てきました」とのリアクション。
「たしかここまでは取れるほどの力じゃなかったはず」と、110点満点のテストで80点を約束のラインとして設定しました。
そんなその日のやる気の違いで点数に差が出るものかねぇ?なんて思いながらその日取り組んだ英語の過去問を採点すると……
おいおい、90点とってくるじゃねーか!( ゚Д゚)
彼の過去の成績をチェックすると、まず内申点が中3に入って7つ伸びてました。そして夏の模試までは英語の偏差値は50を切っていたのに、先日の冬の模試で偏差値60突破。
呪術廻戦の呪術師に例えるなら、春先はパンダぐらいの実力だったのに、冬になり虎杖悠仁ぐらい力を付けてきていました。
彼の成長した力を見誤りましたね。
ご褒美作戦が効いたからか、彼は結果を出しました。約束通り新刊はあげることとします。
さてさて、心の底からの気持ちで勉強に取り組める中学生はそれほど多くありません。
まだ具体的にどのように将来に役に立っていくのかわからない中、勉強よりも短絡的に楽しいことに囲まれた環境の中、足掻いて頑張るのが中学生たちです。
そんな環境下の中学生に、ささやかな頑張るキッカケを用意してあげるのは良い作戦だと思ってます。
拙著「成績トップの子の親がしていること」でもこれについて書いてます。
よかったら勉強に取り組むキッカケの1つとしてささやかなご褒美を用意するという作戦、使ってみてください。
……なーんて、昨日のこの呪術廻戦にまつわるエピソード書きたかったというのが主な動機ですけどね(笑)
ちなみに、この呪術廻戦読んでるIくんとは、以前少し書いたゼルダの伝説ティアーズオブキングダムをやってた生徒ですね(´▽`)
Iくんはパンダレベルの2級学習師から、虎杖悠仁レベルの1級学習師に成長しました。
上はまだあるよ。特級学習師である五条悟を目指して、引き続き努力を重ねてくださいね。
余談気味でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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