OFFです。余談を。
私レベルの塾講師になると、休日であっても仕事に余念がありません。
1カ月前ほどから任天堂スイッチの人気ソフト「ゼルダの伝説ティアーズオブキングダム」を中学生事情の実地調査としてプレイしてます(笑)
前作ブレスオブワイルドで日本ゲーム大賞を受賞した人気タイトルの続編です。
今作は発売3日で世界販売本数1000万本を突破し、最も早く売れた任天堂ゲームというギネス記録まで。
勉強を妨げる最凶の刺客です。厄災です。まことにけしからんソフトなのです。
けしからんこのソフト、私はこのソフトの発売日ダウンロード開始時間から早速調査に取り組んでます(笑)
前作からさらにパワーアップ。前作のファンを喜ばせながらも、新しいファンも楽しませ、皆が夢中になる素晴らしい作品となってます。
どう素晴らしいかを端的に書いてみると、
・美しいオープンワールドでフィールドを動き回るだけで気持ちよくて楽しい！
・ゲームバランスが素晴らしくて操作が下手な人も楽しめる！
・地下と上空のマップが追加されて探索する楽しみが広がってる！
・6年の制作期間を経て大人気の前作を超える出来になってる！
語り出すと長くなるのでこれぐらいにしておきました。
このソフトの発売が本の執筆を終えた後だったことを本当に感謝してます。
ゼルダの世界であるハイラルの大地に平和をもたらすため、私は画面上で走り回ってます。まったくもってけしからんソフトです(笑)
ちょうど昨日価値観の多様性について書いたところでしたよね。自塾でこのゲームをしている中学生は今のところ1人しか見つけてません。
私の時代なら、みんながドラクエやってたみたいに、みんながゼルダやってるはずだけどなぁ。
さてさて、塾で唯一のゼルダ仲間である中3Iくん。定期テスト前であるというのに、どうもまだゼルダをやってる様子です。
その気持ちは痛いほど、致死量の痛みでわかります。引き込まれる力がハンパないです。もはや麻薬的。
私は彼に提案しました。
「テスト前、ゼルダを塾で預かろうか？勉強にならんでしょ？」
「いや、ハイラルに平和をもたらさなければいけないんで……」
「いやいや。まずは自分の勉強の平和をもたらしていくべきでしょ。定期テストっていう中ボスを3連で戦わなきゃいかんやん。武器をマスターソードからシャーペンに持ち替えようぜ」
少したじろいだようなI君でしたが、間髪入れずにこういいます。
「いや、でもゼルダは弟のソフトなんですよねぇ~。預けると弟が出来なくなっちゃうんですよねぇ~」
なんと、ジャストガード！
ジャストガードとはタイミングよく盾を振って攻撃を弾き飛ばすゼルダの高等テクニックです。
さすがIくん。ゲームの進度は私の比ではなくもう終盤らしいです。ゲーム内では私の先輩です。
相手にとって不足なし！Iくんのジャストガードに怯むことなく引き続き攻撃をしかけます！
「弟って何年生よ？」
「ちゅ、中1です」
「じゃあ弟もゲームやってる場合じゃねーじゃねーか！俺、お母さんに頼んでみるから、お母さんと弟の許可が出たら、テスト終わりまでゲーム預かることにしようぜ」
こうして彼との交渉を終えました。
お母様の許可が出てテスト終わりまでゲームを回収出来ると良いです。
もしも私がこのゲームの強い中毒性を理解していなかったならば、ここまで食い下がって交渉してなかったかもしれません。
ゼルダが手元にある状態でのテスト勉強だなんて、ケーキバイキング会場でダイエットのエクササイズをするようなものです。
いやぁ、やっぱり中学生事情の調査をしておいてよかったです(笑)
Iくんがハイラル不在なので、私が代わってハイラルの平和を守りたいと思います(´▽｀)
余談でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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