本日テスト前の週末教室開放です。土日両日開放を澤木先生と手分けして実現しています。
今日は私の担当です。多くの生徒が自習に来ています。
そんな中、メイン中学である岩中の3年生Mくん。
学校ワークの2回目の取り組みをするというのに解答を忘れてしまい、周りの友達に解答を貸してもらえないかと聞いていました。
なんと男友達が全滅。
諦めて他の教科にしようかなんて言ってる中、その様子を見て私が話しかけました。
「岩中は男子も女子もたくさんいるんだから、女子に聞いてみたらいいやんか?貸してもらえるような女子いないの?」と。
「女子は全員気まずいっす」
なんでよ?なんかやらかしたの?
「思春期なんで」
笑かすな!(笑)
……なんて会話をしながら、M君と会話を続けます。なんでも、ワークを解いた附属ノートは学校に置いてきたと。
※附属ノートとはこういうの↓こちらに解けるようになってる!
附属ノートのおかげで書き込みを免れた本誌は手元にあります。
だからワークの2回目を取り組むのに困らないだろうということで、その附属ノートの方を学校に置いてきたそうです。
手元に1回目に自分が解いたものが無い状況での2回目演習です。んー良くないですね。
ちゃんと1回目に自分が解いたものを手元に置いて2回目の演習をしなければいけないことは、何度も伝えてきたつもりでしたが、目の前に伝わってない生徒がいます。
伝わるまでくりかえし伝えていくのみです。
「手元に1回目に解いたものが無いと、前回どこで間違えたか、正答はどうであったのかの確認が出来ないでしょうよ?」
「2回目に取り組む前にその確認をしていかなかったら君の成長のスピードが圧倒的に遅くなるでしょうよ」
また忘れられたら困るので、柔道部のMくんに合わせて話してみます。
「たとえばだよ、柔道でこれまで5戦5敗の強敵がいたとするじゃん。これまで5回がどう負けたか、負け方ふまえて対策をどうするのか、なんてことを確認して練習しなかったら。いつまでたってもその相手に勝てないじゃん」
「当たり前のように6回目負けた時に、『そうだ、そうだった。内股が強いから警戒しなきゃいけなかったんだ』…って畳に転がされて天井見ながら思うハメになるのよ」
「そうならないように、前回ミスをしたところを確認する必要があるってことだわな」
「明日は学校から附属ノート持って帰ってきなよ」
こうしてMくんへの指導を終えました。
勉強は×を〇にすること。そのために×を確認してから2回目以降に取り組む。
これが必要ですよね。思考を止めて言われたことだけやってるとおかしなことになっていきますよね。
今後のM君の取り組みの変化に期待です。
Mくんの「解答が無い問題」は私が同学年の女子に頼んで借りてきてあげました。さらに気を利かせてMくんに声をかけます。
「やり終えて解答を俺のところに持ってきてくれたら、また俺から返しておいてあげるわ」
「あざっす……思春期なんで」
もうええわ!!
生徒との楽しいやりとり絡めて、問題演習のコツについてお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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