【2023愛知県高校入試改革】公立推薦入試は積極的に挑戦せよ!

2023年春からの愛知県高校入試改革について書いていく記事です。皆さんと一緒に理解を深めていけたらと思います。

さて、今日は公立推薦入試について。大きく変わりますよ。それは…

公立推薦入試日程が一般入試と別になって早くなり、

面接のみ筆記試験無しで合格を手にすることが可能に!

大事なことを詰め込んで伝えました。これが全てです。

元々公立推薦入試は一般入試と別で、面接のみで合格を手にすることが出来るシステムでした。

これがですね、2017年度から同日実施に変わったのです。

これまで頑張ってきたことを評価してもらって合格を手にするところが推薦入試の良いところだったのに、推薦入試で合格する子も一般入試の筆記試験を受けなくてはいけなくて、推薦入試の良さが半減していたんです。

推薦志願者数もダダ下がり。何も良いことありませんでした。

で、今回の改革で推薦入試の日程を元に戻したということですね。

面接は一般よりもちょっと準備要りますが、学校の先生がサポートをしてくれます。

人前で話したりすることが苦でなければ、公立推薦入試はおススメですよ。積極的に挑戦をしてみてください!

おススメするパターンは3パターン程。挙げてみますね。

実力よりも内申を多めに持っている生徒におススメ!

入試って、当日点の筆記試験で決まりますが、上手く実力が出し切れるとは限らないじゃないですか。

実力よりも内申を多く持っている生徒は、その事実を活用し、推薦入試への挑戦を勧めます。

合格者平均内申+1とか+2とか持っているようなときは、推薦入試に挑戦したいですと、先生に申し出ると良いかなぁと。

学校で受験した実力テストの偏差値が大きく波打っていて、「志望校に入ってほしいけど、この子を当日点勝負させるのは怖い!」なんて先生に思ってもらえたら強いですね。

もちろん、そこまでの一生懸命な取り組みが無ければそんな風には思ってもらえませんが

名鉄犬山線沿線の方は合格者平均内申はこちらで見て見てください。

例年作っていた私が作ったフォーマット版のランク表、出来ました!知ってましたが、少々手間でした((+_+))PDF版も置いておきます...

尾張全般版は吉澤先生のやつ↓

「言うだけタダだしチャンスを増やしたい」と思える神経図太い子におススメ!

先ほど紹介した合格者平均内申程度を持っていれば、少なからず挑戦してみても良いかと私は思っています。

中学校内の「校内推薦委員会」が第一関門、そして本番の「推薦入試」が第二関門です。

どれだけ推薦入試を受験したくても、まずは第一関門の中学校の推薦委員会で通らなければ受験出来ません。

だいたいどこの中学も自己PRを作文にして提出させて検討する流れになります。

「どんな理由で受かったのか」「どんな理由で落ちたのか」は教えてくれないので、メンタルデリケートな子は初めての世間から受け取る不合格にダメージを受けたりすることも。

このへん、図太く「チャンス多い方がよくね?」「言うだけタダだし、通ったら早く合格手に入るし、筆記試験受けなくて良いし、良いことばかりじゃね?」

なんて思える生徒は挑戦することです。

たとえば担任の先生に「無理かもしれないぞ」とか「難しいと思うぞ」なんて言われたぐらいで諦めたらいけません。

「可能性0%なら挑戦しませんが、可能性は0%ですか?」

「どうしても志望校に行きたいので、やれるチャンスは全て挑戦していきたいんです」

なんて、今の私なら言い放ちますね(´▽`)ヤッカイ

通らなくて元々、通ってラッキー。そんな心持ちになれそうなら、ズケズケと行ったって下さい。

デリケートだけど恵まれない環境に当てはまる家庭におススメ!

デリケートなんでちょっと小さく書きました。

今春入試用に出てたリーフレットの画像とPDF置いておきます。

愛知2022年春受験者生向けリーフレット

ごらんいただけますか?

書いてあるように、児童扶養手当の支給を受けている家庭などは、推薦をもらう資格があります。もちろん、取り組みと学力も揃っていなければいけませんが。

デリケートですし、小声にはなりますが、この推薦選抜は通りやすいです。中学校の推薦委員会が突破出来ればほぼ通るかと。関わる誰もが血の通う人間ですから。

知識として知っておいてください。

以上です。おススメパターンに当てはまる時は検討を。2つ当てはまれば超おススメです。

その他、過去に書いた愛知県公立高校の推薦入試についての記事もつけておきますね。

稀にこのブログに質問のメールが届きます。塾外生のこういった進路相談にお応えできるようにと塾外生の進路相談コースを用意したのですが・...

参考にしてください。

皆でこの愛知の入試改革ラッシュ、乗り越えていきましょう!

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。