愛知県公立高校入試改革について何度か書いてきましたが、コソっと書いてあった小さな変更点についてお伝えしておきますね。
9月14日に県教委の入試改革検討会の内容がUPされていまして、この内容からお送りしてます↓
愛知県公立高等学校入学者選抜方法協議会議(令和3年度第2回)の結果について
ここで特色入試の詳細について書かれていたのですが、おまけのように推薦入試のことについても書いてありました。
該当箇所はこちら↓
(6) この選抜の入学検査は、面接を必須とし、これに加え、各高等学校・学科の実情に応じて、作文、基礎学力検査、プレゼンテーション、実技検査から一つを当該高等学校長が選択して実施する。
なお、面接の方法や日程等、面接の実施に関する必要な事項は、当該高等学
校長が定める。ただし 「自己の特性などを1分間程度で答えさせる質問」及 び、「グループ討議」は行わないこととする。これらを行わないことについては 推薦選抜及び一般選抜も同様とする。
ここですね。特色選抜の入試について書いてある最後にコソっと書き加えてあります。
ただし 「自己の特性などを1分間程度で答えさせる質問」及 び、「グループ討議」は行わないこととする。これらを行わないことについては 推薦選抜及び一般選抜も同様とする。
とのこと。
公立人気を取り戻すということも改革の根底にあるので、その入試方法を敬遠したくなる内容は削ぎ落していった方がいいのではないかと。
特色選抜と共に推薦や一般でもこれを辞めることにしたので、ここでシレっと発表しておこうという感じでしょうか(´▽`)
たしかに公立推薦入試においての1分間自己PRは入試への心理的ハードルを上げるものでした。
「そういうの苦手だし、一般入試だけで頑張る」なんて生徒はこの目で見てきています。
現行では各中学は公立推薦入試を志望する生徒たちに対して、自己PR文のようなものを課して中学校内での選考に利用することが多いと思います。
岩倉市内で言うと市内2校の中学はいずれもこのような課題を出しています。
この自己PR文はそのまま推薦入試当日に実施する1分間自己PRの内容のベースとさせていくのでしょう。
愛知県の公立推薦入試というのはずっとこの流れでやってきましたが、改革後の入試の当日は面接で1対1でじっくりと質問をされるような形に変わるのではと想像します。
中学校内での推薦選抜会議を突破するべくPRで書くことは今後も変わらず必要かもしれませんが、入試当日の面接の準備は一般入試の準備と大差なくやれるようになるかも。
各高校ごとで入試形式は決定するとは書いてまりますが、ある程度横並びじゃないかと思います。
ちょっと推薦入試の心理的ハードル下がりましたよね。さらに実施日程も前倒しされましたし、筆記試験を受験せずとも入試を突破できるという今までの良さが戻ってきてます。
愛知県公立推薦入試、受けやすくなりますから現在の2年生は是非目指してみてください。
大枠は過去の記事でどうぞ↓
改革レポでお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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