暗記アプリ「モノグサ」をこの春から自塾で本格的に利用しています。
まだ探り探りではありますが、効果を実感しておるところです。
昨日モノグサの管理画面を見ていて、いつもと違う表記に気が付きました。
「あれ?なんか色が増えてる!?」
モノグサは暗記をしていくとその暗記度合いを棒グラフに色を付けて表してくれます。
最初は灰色になっているのですが、暗記を進めていくと色がついていきます。
出題されて間違えた問題には「未記憶」として赤色が。覚えている途中であるという問題には「暗記中」として黄色が。
そして、正解を重ねて暗記しただろうと判断されたものは「暗記済み」として緑色で表示されていました。こんな風に↓
生徒本人のアプリ上からはまだこの表記なのですが、これがですね、昨日から塾の管理画面から見るとこう見えるようになっていたのです!!↓
緑がグラデーションで何色も増えました。これはなんだろう?とカーソルをあててみると・・・
なるほど。記憶済みといっても時と共に忘れていくはずだから、その可能性に応じて色分けを加えたということです。
一番左に表記されているのがいつもの鮮やかな緑で「記憶済み(忘却可能性微)」です。
そこから右へ「忘却可能性小」「忘却可能性中」「忘却可能性大」となってます。
ミソは全てあくまで「記憶済み」ということで100%にしてくれているところです。頑張って100%まで達成したものが、時と共に減って行ったらちょっとショックでしょうからね(´▽`)
そのへんの心情に配慮しつつも、記憶の薄れていく感じをグラフと色で表したということです。
これは素晴らしいです。素晴らしい解決策。
今までのモノグサの取り組みで、確かに記憶の抜け落ちに対しての指導がしづらかった部分があったからそう感じています。
生徒が頑張って全て100%にした暗記を、「もう一度やってみよう!」なんていうのはなかなか言いづらくて。
棒グラフも鮮やかな緑で一面埋めているのに、「再度取り組まなきゃダメ?わざわざこの緑を汚すのはやだなぁ」なんて生徒は思うはずなんです。
これが、手入れをしないと汚れたり錆びたりするものと同じように、そのままにして放置しておいた暗記物は「忘れてきてるかも」なんて色に目に見えて変わるようになりました。
これならば鮮やかな緑をとりかえすべく、忘れていないか確認するべく、「もう一度取り組もう」と思えそうです。
「忘れているかも?」に変化するには、それまでに取り組んだ回数、間違えた回数、最後に取り組んでから経過した時間などが関わるのでしょう。
何度も正解を続けた問題は鮮やかな緑のままで長く変化せず、何度をミスをした問題はしばらくすると「忘れているかも?」の色にすぐ変化していくのかと。
復習への指示がしやすくなりました。
「また鮮やかな緑で一面埋めておいて~」
この指示で再度覚えなおしが出来るでしょう。もちろん、モノグサの方で「忘れているかも?」を最優先で出題してくれるはずです。
もうしばらくすると生徒たち側(アプリ側)でもこの色の変化が見れるようになるそうです。生徒からしたら・・・鮮やかな緑だけが良かったかもしれませんね(^^;
引き続き使用をしていって、暗記アプリの上手な利用法を探っていきます!
今日はモノグサの素敵なアップデートについてお伝えしました。
モノグサについて気になった方は過去の記事をご覧ください↓
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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