14才から17才に必要な睡眠時間

昨日は月刊私塾界の取材で池袋まで行ってきたのですが、どうせ東京まで出るならばと午前から東京入りして、大和出版へ行って編集竹下さんと次の本の打ち合わせをしてきました。

打ち合わせの中で睡眠時間の話になり、編集の竹下さんからこんな質問が。

「睡眠時間は入試直前になるともう少し短くなるものですか？私の時代で言うと『四当五落』なんて言葉ありましたけど・・・」

昭和49年生まれの私ですら聞いたことがあるレベルの創作四字熟語ですね。4時間睡眠なら合格で5時間睡眠なら不合格」という意味の言葉です。

それぐらい大学入試は厳しい戦いだということを知らしめる言葉でした。竹下さんは受験戦争ど真ん中、共通一次時代の方ですからこの言葉を現役で聞かされていたのでしょう。

「『うさぎ跳び』と一緒で人間の身体能力が科学的に解明されていなかった時代の過去の言葉です。睡眠時間は減らしちゃダメですね」

もはや今の中学生はうさぎ跳び自体知らないでしょう。（もっともうさぎ跳びは正しくやれば素晴らしいトレーニングらしいですが）

睡眠時間は削れません。年を重ねて睡眠時間が足りないことがパフォーマンスに大きく影響することを体感しているから強く思うのかもしれません。

学生時代は睡眠不足は体感ではさほど影響ないって思っているはずなんですよね。自覚症状少なくてもパフォーマンスは確実に下がるでしょう。

2015年に米国国立睡眠財団というところが公表したデータがあります。文科省もこのデータを使って資料作ってましたね。

睡眠時間の資料はこちら↓必要と考えられている人間の年齢別睡眠時間です。

新生児（0～3か月）：　14-17時間
乳幼児（4～11か月）：　12-15時間
幼児（1～2歳）: 　11-14時間
未就学児童（3～5歳）：　10-13時間
学齢児童（6～13歳）:　 9-11時間
10代（14～17歳）: 　8-10時間
若年成人（18～25歳）:　 7-9時間
成人（26～64歳）:　7-9時間
高齢者（65歳以上）:　7-8時間

引用元：「必要と考えられている人間の年齢別睡眠時間（2015 米国国立睡眠財団公表）」

ごらんの通りです。14才から17才の子は8時間から10時間必要だとか。

結構長いですね。10代の子が8時間睡眠をとるにはやはり23時には寝ないと難しいですよね。

この資料には10代は最低でも7時間寝るようにも書いてました。眠りのサイクルは1時間半なんて言いますから、やっぱり7時間半は寝てほしいですね。

四当五落はその精神だけ参考にして、しっかり睡眠時間を取りましょう。

おまけ

東京遠征、貴重な機会なんで午前の出版打ち合わせだけじゃなく、他の予定も入れ込みました。

私塾界の収録が池袋だったんで、収録終わりで池袋駅前にオフィスを構える株式会社スプリックスにも顔出してきました（教材フォレスタを出版してる会社です）

今春まで4年東海地区の担当だった営業の関根さんがご結婚されたということで、結婚祝いを渡しに。

たまたまオフィスの入口で社長の常石さんにも遭遇。常石さんに関根さんを呼んでもらって無事に結婚祝い渡すことが出来ました。（行く前に買った名古屋麦酒ですがｗｗ）4年間担当ありがとうございました。末永くお幸せに！

そこから田町で生徒で講師だった竹浦先生と焼き鳥を食べに。以前紹介した格闘家であり柔術ジムの責任者です。