質問を出来るようにするには成績を上げる!

昨日の続きです。「質問を出来るようにする」ということを目指して書いてます。

馬を水辺に連れて行けても水を飲ませることはできないこれは海外のことわざみたいです。元は英語で「You may lead a hor...

質問をするためには「やる気(勉強への気持ち)」と「外交的(外交的性格)」が必要だ。

両方あるとより安定的に質問が出来る。なんて書きました。

もうすこし詳しく書いてみます。こんな感じかなぁと考えて表してみました。

質問が出来る生徒の4タイプです。

天秤3

まずは一本型ですね。あふれる勉強へのやる気のおかげで、内向的な気持ちが吹き飛んでます。「目標のためにやれることは全てやる!」なんて気持ちですかね。

外交的な性格一本型は質問は出来るものの質問したくない人たちですね。

たまに質問に現れたと思ったら「この単元全部わかりません!」と、眠たいことを言う子がいたりするタイプです((+_+))

それでも気兼ねなく人に頼ることが出来るというのは持ち合わせた性格のおかげです。

天秤2

こちらは「やる気」と「外向的」のハイブリッド型です。カッコよく言いましたが普通はコチラです。

どちらが強いかでパターン変わりますが、「やる気先行型」がいいですね。これが一番の理想でしょうか。理解をしたくてやってきます。

相手を問わず質問に行けるのでしなやかです。しなやかなのは強いです。

「外交的性格先行型」はたまに楽をするためだけに質問に来たりするのでやっかいです(´▽`)

「解説を読むのが面倒になっただけでしょ?」「終盤で疲れたから考えることを休もうと思っただけでしょう?」なんて子ですね。

質問をすることを苦に思わない人なのでその行動に敬意は払いません(^^)

外交的かどうかは元来の性格とかが関わってて大きな変化は短期間で出来ないでしょう。

こう言うと内向的な人に批判されそうですが、「外交的」であることは質問をするという一場面に置いては有利です。

やる気を高めるためには成績を上げる!

さて、自分に(我が子に)当てはめて考えてみてください。質問出来ていますか?天秤の右には何が乗ってますか?そしてどんな大きさですか?

左の質問の球が重くて上に上がっていない人は、天秤の右を重くして質問を軽くしていきましょう。

そのためにどの球を右に乗せるのか、そしてどの球を重くするのか、そしてそしてそのためには何をすべきなのか?

私が思うその答えがこちらです↓

天秤4

質問をできるようにするためにはやる気を高める!

やる気を高めるためには成績を上げる!

ですね。

先ほど少し書きましたが、性格は簡単に変わりません。変わるときにはジワジワとゆっくりとでしょう。

学生時代の短い間でお好み焼きをひっくり返すようにシャキーンと外交的になったり使い分けることができるといいのですがそうもいかず。

するとやはり勉強への気持ちを高めることを目指すのが現実的です。

「質問したほうがいいじゃん」と思えるレベルまで勉強への気持ちを高めるのです。

天秤の右側の合計の重さが質問の重さを超えた時、自ら質問するために行動できる人になります。

「簡単に言うけどね~!!」なんて心の声、届いてますよ(´▽`)

この勉強への気持ちを高めるために何をするかと言われれば、当塾では四の五の言わずまず成績を上げることだと思っています。

正しい勉強習慣、正しい勉強方法で取り組んでもらってまずは成績を上げます。

「お、理解度が高まるって嬉しいな。自分が成長する感じって楽しいな」

「わからないことがわかるようになるって楽しいな」

こんな気持ちを実感してもらうことです。

この体験が勉強のやる気を大きくする一番の方法であると思っています。「やる気スイッチはやってから現れる」というのはこのことです。

これで天秤が動くことを期待するのです。

過去には私も生徒たちに質問に来させるためにいろいろ試してみました。

テスト直前に質問対応のために講師を雇ったり、ワーク点検表に質問もタスクにして質問してもらおうとしたり。

でもこれがことごとくうまくいかない!そりゃそうだ、一時的に天秤の右に重りを追加しても自発的な行動は定着していかないわけです!

こんな経験を重ねて、最初から質問に来ることを求めるよりも、まずは自学自習で理解できる部分をしっかりとやって成績を上げる経験をしてもらう方が先かなぁと今は結論づけてます。

外交的な性格であれば質問は簡単です。やる気が小さくても天秤右側の重さが勝ることあるでしょう。

お子さんがそんな性格であれば、小さなやる気であっても質問することを勧めてあげてください。上手くいくかもしれません。

内向的でやる気もまだまだ小さい場合は、自ら質問をすることは難易度が高いです。質問が出来るように力を注ぐより、今ある力で取り組めることに集中をして成績を上げる方が「急がば回れ」といった感じになるのではないかと私は思ってます。

今の天秤の状況を良く見て、質問出来るようにするための次の一手を考えてみてください♪

考えながらごちゃごちゃ書いてみましたが、参考になればうれしいです。

天秤で例えて考えることよくあります。また何かを説明するときに使ってみましょう。幸いいらすとやで良い画像があったので(´▽`)

今日はこのへんで。

それでは。

背景は自塾をイメージしてますw天秤1

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。