コミュニケーション能力がある中学生の内申の上げ方

先日東京に行った時に元塾生のリョウヤとご飯を食べに行きました。

リョウヤは小6から高3までずっと塾にいたスーパーベテランの生徒で、地方の国公立大学に合格したので実現しませんでしたが、国公立が通らなければさくら個別で講師をすることになっていて、新人講師研修会まで参加した生徒です。

そんなリョウヤと合うのは5年ぶりぐらいですね。こうしてご飯を食べるような機会は初めてです。

リョウヤが学生時代の思い出を話してくれました。これまたこちらは余裕で忘れているんですよね(^^;

彼が言うには授業後に皆でカードゲームをしていた時の話です。塾で業後とかにカードゲームを皆でしてた頃がありました。2015年みたいです↓

冬期講習真っ最中です。今年も指導は明日で終わりです。バタバタしてますよ。テレビが特番やら総集編で間を繋ぐように、今日は教室の様子の...

「ハゲタカのえじき」とかやりましたね。あれ面白いんです。

で、このときに私がカードゲームをしながらリョウヤに内申を上げるアドバイスをしたのだそうです。

リョウヤは中学に入った時に内申がオール2、中2になってオール3という成績推移で中3生に上がる直前の頃でしたね。

私がこう言ったそうです。

「リョウヤは良くも悪くもすごく目立つわけだから、それを内申アップのためにうまく利用しなきゃダメだね」

「中3になったとたんに、各教科の先生にお願いをしにいくんだよ。『3年生から勉強頑張ります。定期テストで80点以上取ったら内申4くれませんか?』ってね」

「勉強しなかった生徒が頑張る姿はどの先生も好きなものだ。高らかに宣言をして頑張る姿を見ることが出来るなんて教師としては最高の体験よ」

「ここでもしも『点数だけでは上げれない』とか言われたら、具体的にその方法を聞けばいいでしょ。で、『それも実行したら内申4ください』と再度迫るわけだ」

「これで先生たちは君に期待する形で君の頑張りを見ててくれる。その通り頑張ったら成績を上げざる得ないよね。これだ。リョウヤがすべき作戦はこれだわ」

悪目立ちを利用した作戦です。こういう話をすることもあったことだけは覚えてますが、リョウヤに話したことは全く覚えていませんでした。

そして、この作戦をなかなか実行する生徒はこれまでいませんでしたが、リョウヤはこれを実行したそうなのです。しかもちゃんと5教科全員の先生に会いに行って5教科とも!!

理科の先生とは内申5をとるための約束を取り付けて実際に内申5を手に入れたそうです。卒業するときにはオール4を超える内申で中学を卒業しました。

実に中1の最初から比べて内申20近いアップです。まぁリョウヤはクレバーなところがあるので、いつ頑張れば良いかを知ってその通り頑張った感じですかね。

その時の話をしてくれて、感謝してますなんて言ってくれました。

実際に実行したところが素晴らしいところ。これがなかなか真似できないところですよね。

さてさて、もちろんこれから中3生になる現中2生たちに向けて書いてますよ。(2年生から頑張りたい中1生にも!)

学校の先生と普通に会話が出来るぐらいのコミュニケーション能力がある中学生なら皆実行可能な作戦です。

効き目があるのはリョウヤが実証済み。

内申上げたい生徒は真似をしてみてください。君の本気を感じてもらえるならば、学校の先生も君に協力をしてくれるはず!

参考にしてください。いや、是非実行してください♪

今日はこのへんで。

それでは。

今やリョウヤも東京でシステムエンジニア。時の流れを感じるねぇ。またビックになったらおごってね。

今日のVoicyの更新分です!塾で成績が伸びやすい生徒の特長について話してます!お耳空いてましたら↓

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。