今週火曜、以前少し話をしていた日本版DBSの取材で東海テレビの取材クルーが塾にいらっしゃいました。
以前少し書いたのはこちら↓
夕方のニュース番組「NEWS ONE」の中の隔週コーナーである「コドモのミカタ」という特集の中で、次回は日本版DBSについて特集するそうなのです。その取材です。
日本版DBSについて、塾としてどう考えているのか?実施されたらどうするか?なんてことをまずは塾長の私にインタビューを。
そして、生徒たちにもこの制度についての考えを聞くインタビューを。
生徒へのインタビューは前日に急に先方から要望されて、こちらも急ぎで塾生家庭に一斉送信でインタビューを受けても良い生徒を募集して対応しました。
生徒たちの協力もあり、無事にインタビューも終えましたね。協力してくれた生徒たちにはインタビューのお礼で文房具を1つ好きなのあげました(^^)
さて、日本版DBS。
この秋の臨時国会提出を目指して準備を進めていましたが、与党内からまだ議論すべきところが残っているのではないかという意見が出て、提出を見送ることになりました。
具体的に挙がってた主な意見としては、
「罪の状況はどこまでの人たちを対象とするの?不起訴とか条例違反とかの人の扱いどうする?」
「塾とかが過去の犯罪歴という重大なプライバシー情報を扱うことになるけど機密は守れるの?」
「子供に関わる職業ってどこまでにするの?」
「犯罪歴は一定期間が過ぎたら消滅して、DBSにかからなくなるの?」
こんな意見とかが出てたようですね。
改めて問題点を整理して準備を進め、法案提出にこぎつけることができるといいです。
1つの法律が出来る過程をこんなにじっくりと見るのは私自身初めてです。
で、感じるのは、どんな動きになっても、世の中の人たちはいろんなことを言いますよね。
DBSの大枠が固まってきて、さぁ法案提出を目指すぞ!というタイミングには、
「これもこれもこれも不備だけど、そんなザルみたいな法律意味あるの?」みたいな意見を目にしました。もっと慎重にせいよと。
そして、いざDBS法案提出の延期が決まるとそれはそれで…
「これで性犯罪者はまだいつも通り世に放たれたまま。日本どうなってんだ」みたいな意見が書かれます。ひろゆきさんとかもこんなことツイッターに書かれてましたね。
スピーディーにやれよと。
こうして皆が思うことをぶつけるわけです。
慎重派かスピード派か、意見が分かれるんでしょうね。
そんな中、私自身の意見はと言うと……
「まずは法案を通して誰も文句が無く実行すべきだという部分を満たしたもので施行して、そこから議論を深めるべきところを議論して法律改正を重ねてより良いものにしていく」
がいいなと思っています。派閥でいえばスピード派でしょうか。
いくら「不備ばっかりのザル法かよ!」なんて言われても、まずは明らかな性犯罪者の再雇用を学校や保育所で防ぐことが出来ます。
これをいち早く実行して、それと同時並行で改善していくのが一番良い気がするんですよね。
こんな私の意見もインタビューでも話しました。引き続き関心を持って見守りたいです。
さて、東海テレビに取材してもらったものは来週10月26日㈭の18時すぎ、東海テレビNEWS ONE「コドモのミカタ」というコーナーでの紹介予定だそうです。
さすがに今回はティーバーに無いので他地域の方にはご覧いただけませんが、東海地方にお住まいの方は良かったら見てみてください。
今日はこのへんで。
それでは。
外観の撮影をするためにロールカーテン上げてもらえませんか?と言われてロールカーテンを上げたところです。なんだか落ち着かなかったです(^^)
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國立拓治
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