中学校で配付される5教科のワーク(問題集)は、2回以上取り組むことが出来るように、ワークをもらった時点で工夫をするといいです。
色々な作戦があります。
一番原始的なのは1回目の演習を他のノートに解くという方法。
長所は準備はノートだけな点。短所は本誌に書き込む2回目が提出日までに完成するかどうか不安な点。
その次に原始的なのは解答を折り曲げて物理的に隠して2回目の演習をするという方法。
長所は準備はゼロでできる点。短所は問題と解答が分かれている形式の紙面でしか出来ない点とチラっとすぐに答えを見たくなる点。
ちょっと進化させると赤シートをかぶせたら消える色のペン(ピンクとオレンジ)で演習と解答をするという方法。
長所は赤シートとペンの準備だけで実行可能な点。短所は学校の先生が許可を出さない場合がある点とチラっとすぐ答えを見たくなる点。
ワーク2回目の演習のためにこんな風に色々と作戦がある中、私が一番おススメする方法がこちらです。
ワークを事前にコピーする!
ワークをもらったとたんに全てコピーを取っておくのです。
すでにお金を出して購入をしたもので経済的損害が出ない私的複製なので、著作権法第30条によって可能な行為だと認識しています。
長所は直接書き込んで解くことが出来てストレスが少ない点やミスの分布が俯瞰で見られる点で、短所はコピーに手間暇かかる点です。
もしも保護者に協力いただけるならば、是非この作戦を実行してもらいたいです。
で、ふと思いついた今っぽい作戦がこちらです。
タブレットのカメラでワークを事前に撮影する!
これが一番今っぽいですね。この作戦の素晴らしいところは、費用がいらないところと手間暇があまり無いところです。
家にあるタブレットのカメラで今すぐガシガシと撮影してストックしておくのです。見開きではなく半ページずつ撮影が良いと思います。
スマホでもいいのですが、問題に取り組むときに拡大したり画面をスクロールさせたりする手間があるので、タブレットがいいかと。
著作権法第30条を読む限り、タブレットなどでの私的複製はセーフのよう。(とてもわかりにくい文章でちょっと不安ありw)
私的使用を目的として、デジタル方式の録音又は録画の機能を有する機器(放送の業務のための特別の性能その他の私的使用に通常供されない特別の性能を有するもの及び録音機能付きの電話機その他の本来の機能に附属する機能として録音又は録画の機能を有するものを除く。)であつて政令で定めるものにより、当該機器によるデジタル方式の録音又は録画の用に供される記録媒体であつて政令で定めるものに録音又は録画を行う者は、相当な額の補償金を著作権者に支払わなければならない。
無事にすべて撮影を終えたならば、ワークの2回目演習の際にそのページをタブレットで表示させて演習をすればいいですよね。
簡単にノートに解くのも良いですし、iPadとアップルペンシルのような良いものを持っていれば、直接タブレットから画像に記入して解くのも良いでしょうか。
高校生がよく友達からスマホにノート画像を送ってもらったり、解答解説を送ってもらったりして、スマホをスクロールさせたりしながら勉強をしている姿を思い出して、この作戦を思いつきました。
どうでしょうか?よかったら使ってみてください。
ちなみにどの方法でもやれそうだとなったならば、私はコピーしてしまう方法をお勧めしますけどね。やはり直接書き込めるというのは快適ですしやりやすいです。
参考にしてください。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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