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「私立の入試問題の国語を解いていたら時間が全然足りず困っています!」
なんて相談が舞い込みました。
まあ、ホント様々な相談が投げ込まれてきますね。
こんな風に質問が届くと、これをLIVEで即答で答えている井ノ口先生は解答の引き出しがスゴいなぁと実感します。
「先生のYouTubeライブ楽しみにしてます!」なんてメッセージもいただきましたが、もしもやっても私ならばその場で考え込んでしまいそうです(+_+)
さて、いただいたご相談に答えてみましょう。考えてみた対策はこちら。
過去数年分の問題を見て時間配分を決める!
過去問は過去5年分ぐらいのものでしょうか?もしもそうであれば、直近の過去3年分ぐらいの問題量と形式を確認してみてください。
どうでしょう?出題のパターンやボリュームは共通しているでしょうか?作問担当の先生が頻繁に変わらない限り、出題には傾向があるはずです。
それを見て大まかな時間配分を決めると良いです。大問ごとでもいいですね。例えばこんな感じ。
大問1 20分
大問2 15分
大問3 5分
制限時間が40分であれば、その時間を大問ごとで割り振っておきます。これを目安に解いていくのです。
これで「行き当たりばったりで解いていったら最後まで解けなかった」なんてことは今後無くなるでしょう。
時計を見ながら早く解く練習をする!
時間配分を決めたならば、それに沿って実際に解いてみましょう。
各大問ごとに決めた時間内で解くことを目指して、時計を確認しながら解き進めてみるのです。
そもそも時間がかかっているのは問題文を読むことですか?それとも解くことですか?
時間がかかっているのが問題文を読むことであれば早く正確に解くことが出来るよう、練習をすることです。
時間短縮のための最悪な作戦は、「設問を読んでその該当箇所だけを見て問題を解く」という方法です。そんな付け焼刃で対応できるほど簡単じゃないはず。邪道です。
しっかり本文を読んでいき、設問が出てくるたびに解いて進むというのがセオリーかと。
後回しにする問題を決めておく!
さて、時間がかかっている原因が問題を解く部分であったならば、毎回時間がかかる問題は後回しにするということを決めておいてもいいですね。
これで「最後まで問題を解くことが出来なかった」という最悪の事態を避けることが出来ます。
たとえば、愛知県公立高校入試問題ならば、国語の要約問題は時間がかかるので、人によっては後回しにすることを指示します。
大きな時間を持っていかれる設問で、しかも国語の力が無い生徒にとっては時間をとって頑張って書いても正解にたどり着かないことも多いからです。
数学の入試問題でもラストの大問3の②は難易度がとても高いので、偏差値50前後の生徒にはその問題を解く時間を他の問題に充てるよう指示します。
この作戦も併用して時間内に収めて解けるようになるといいです。
入試当日の試験開始直後にすること
あとは入試当日での振る舞いです。
「はじめ」の合図とともにまずは出題の形式が例年通りなのかどうかを確認します。
例年通りならば一安心。設問ごとに使う時間をサッと書き込んで、早速問題を解き始めましょう。
もしも出題形式が大幅に変わっていたら時間配分を変更です。
その場で時間の割り振りを考えて書き込んでからスタートです。
以上、4点書いてみました。
やれることはこれぐらいじゃないでしょうか。まだ時間ありますよ。あがいてみてください。
マシュマロで引き続き質問は受け付けています。なるべく状況とかを具体的に書いてもらえると答えやすいです。
また、ゴリゴリの余談などどうでもいい質問もお待ちしてますよ(^^♪
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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