悪い成績を取ってきて落ち込むわが子への声のかけ方

こんばんは。今日も質問がマシュマロに届いております。こちら↓

なるほどなるほど。そんな場面ありますよね。

まずもってこのお母様(推測)の優しさが滲み出てますよね。

「子どもに動揺を与えずに声がかけれるように」と、必死で演技をなさっているというのがとても優しいですよね。

私はお母様の動揺は隠さなくていいと思いますけどね。

確かに大きく悲しんだり大きく怒ったりはやりすぎですけど、「我がことのように心配をして結果を受け止めてくれている」「圧倒的に味方でいてくれる」と言う気持ちが伝われば総じてプラスな気がしています。

そんな人がこの世に一人いるというのはとても心強いことです。

隠すよりも一緒に盛大に動揺したうえで、次に繋がる相談を一緒に出来たら良いと思いますよ。

で、質問で頂いた通り、私だったらどう対応するだろうかを思い浮かべてみました。

思うような結果を出せず落ち込んだ生徒が来たとします。基本的に私はこのアプローチです。

↓↓↓

「思うように取れなかったか。そうか、残念だったなぁ」(少しだけ共感)

「まぁ、でもな、もしも嘆き悲しめば結果が変わるってことだったら喜んで俺も一緒に嘆き悲しんであげるけど、そうじゃないじゃん?」

「とっちまったものはもう変わらないししょうがないから、これからのことを相談しようよ」

ですね。

いかにも男性的なアプローチですよね。ガタガタ言ってもしょうがないでしょ?なんて、女の子にとっては頭でわかっても心がついてこないなんて子もいるかもしれません。

が、いかんせん私が男なので、共感少な目の男性的なアプローチで話しちゃいます(+_+)

派手にヒドイ結果を取ってきてしまった子には「大丈夫だ。もう上がるしかないでしょ」なんて笑顔で話すことも。その生徒との関係性が出来ているときだけですけどね。

で、準備が出来ていなくて結果が出なかった子にはそこを意識してもらいます。

「そうか、今回は勉強スタートも遅かったし、〇〇も出来なかったし、総じていつもより準備が足りなかったんだね」

「こう言っちゃなんだけど、不思議ではないじゃない?準備が足りなかったから結果が出なかったっていうのは」

「準備が足りなかった部分を直せばいいよね。具体的にスタートタイミングとか、〇〇の実施タイミングとか今決めようよ」

準備が充分だったのに結果が出なかったときはもう少しソフトに。

「しっかりと一生懸命準備していたのは知ってるから、結果がついてくるとよかったよね。残念だったね」

「努力をすれば必ず結果が出るわけじゃないからもどかしいところなんだけど、努力をしたときしか結果は出ないんだよね」

「努力の方向性は間違っていないから、これに懲りずに努力は続けよう。なぜ結果が出なかったかは一緒に確認をして次に繋げよう」

私だったらこんな会話をすることが多いです。

質問をしてくれたお母様、使えそうなフレーズとかあれば、よかったら使ってください。

動揺は隠せなくても良いですから(^^)/

今日も匿名メッセージサービスでいただいた質問を元に書きました。色々なバリエーションの質問に答えることが出来るので変化が出て良いです。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。