OFFです。引き続き余談でお送りします。
今日は同業の先生や塾業界を就職先に検討する学生たちへ。
さくら個別で使用している教材は「個別指導専用教材フォレスタ」という教材です。
2005年に開校して3年後にこの教材に出会って惚れ込み、そこから使用をしているのでもうすぐ使用して15年になりますね。
制作をしているのが株式会社スプリックスという会社で首都圏を中心に180校ほどの個別指導塾を運営している東証一部(プライム)上場企業です。
1教室の生徒数が200名当たり前、300名もザラ。新潟県長岡の教室は1400名もいる恐ろしい塾です。1教室当たりの生徒数はぶっちぎりで日本一です。
ずっと自塾でフォレスタを使っていることもあり、フォレスタの良さをブログで発信したりしたりしていることもあって、上場したぐらいの時にこの会社の社長に就任した常石さんには良くしてもらっています。
ご飯をご一緒することもありますが、常石さんってどうやら凄い人なんです。東証一部上場企業の最年少社長らしいですし。
が、「偉い人には偉くないように」というのが人付き合いの極意だと聞いたことがあるので、私は努めて「軽快に軽口をたたくおじさん」ぐらいに思うようにしてます(^^)
さて、そんな株式会社スプリックスの社長である常石さんが本を出版されたと。
昨年末のご飯会の時に本を出すとは聞いていましたが、ついに出版です。献本で1冊いただきました。
あいた~。ズルい。サイバーエージェントの藤田社長と、AI研究の第一人者松尾教授に帯を書いてもらってます。
サイバーエージェントとはプログラミング教室「QUREO(キュレオ)」で繋がりありますよね。
松尾教授は「DOJO(ドウジョウ)」(旧フォレスタ学習道場)を共同開発されてますよね。
ズルいわ~。最大限スプリックスパワー使ってるわ~。
訴求力の強い帯に嫉妬を感じながら、早速読んでみました。
さて、私のこの本を読んだあとの正直な最初の感想は……
「スプリックスの業務の紹介が大半だったなぁ。新卒採用時に学生に読んでもらうことが主な狙いの本なんだろうな。この形だと伝わりが良いもんな~」
「スプリックスのことはずっと見てきているし、常石さんや営業の方から聞いてもいるから、ほぼ知ってる内容だったなぁ」
で、ここに加え、
「常石さんのもっと個人的な生い立ちとか、これまでの具体的なエピソードとかを交えつつ、『成し遂げる力』を身につけるために書いてくれる章が欲しかったなぁ」
ですね。
スプリックスについて詳しい私にとっては、少々消化不良でしたね~。
とはいえ、改めてスプリックスという会社がどういったことを大切にしていて、塾をはじめとした取り組みをされているのかが確認出来ました。やっぱりすごい企業です。
塾業界の若い先生方や、スプリックスを就活で検討している学生は是非読んだ方が良いです。
この少子化の中で1教室に200名とか300名の生徒が集まるということ。それが180教場もあるということ。
こんなことを実現できる塾は他にありません。これらの恐ろしい成果の理由の一端がこの本を読むことで勉強出来ますからね。おススメしておきます。
さてさて、私にとって少々物足りなかったこの本を盛り上げるべく、私からもう少しスプリックスの凄さ、常石さんの人柄、伝えておきます。
教務の社員に求められるのは成績アップだけ!
「成績を上げることで生徒の人生に貢献する」
スプリックスはたしかこんな理念だったと思います。
で、この理念にしっかり沿って、教務担当の社員には生徒の成績アップのみを求められ、売り上げ目標は課されないそうです。
塾ってどうしても働く人たちの生活のために、カッコいい教育理念を掲げながらも、売り上げ目標を追わなくてはいけない場面があって。
世に存在する大半の塾がこの展開です。
が、スプリックスって生徒の成績アップを目指すことを掲げ、現場の先生たちはそこにだけピントを合わせて仕事が出来るのです。
「生徒の成績を上げれば生徒が集まる。生徒が集まればお金も集まる」「だから先生は生徒の成績を上げることに集中をするんだ」
こんな塾講師の誰もが夢見る働き方を、上場出来るレベルで法に沿って、この規模で企業を大きくしてるって、相当凄いです。
スプリックスの社員さんたちに対して、スタバの店員さんみたいだなぁと感じることがあります。
スタバってひとたびエプロンをつけてカウンターに立てば、知り合いであってもそこでは感じのよいスタバの店員ですよね。
同じように、スプリックスの方々も、いざ勤務時間内となると、誰もが明るく元気なスプリックスの社員(先生)なんですよね。このへんがスタバに似てるなと。
スタバと同じこの展開、スタバみたいに最初に理念が浸透しているからこそなのかなぁと想像してます。
常石社長が欲しいのは「愛」と「娘の幸せ」(´▽`)
コロナが流行る少し前、初めてサシでご馳走になった時に、常石さんに質問しました。
「常石さん、欲しいものとかってあるんですか?」
私生活が見えない人なので気になって聞いてみたのです。
するとキリっとした顔を作って教えてくれました。
「愛が欲しい」
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相変わらずとぼけた感じでなかなか手の内を見せてくれませんね(´▽`)
以前は失礼なこととか刺激的な発言とかセミナーで話すことあったのに、上場すれば株主に迷惑かけられないでしょうし、会社も常石さんも守備力が年々高くなっている様子ですw
とはいえ、お金で買えるものに興味がある人のようではありませんし、夜の街に繰り出す人でもありませんし、案外冗談めかしながらも本心なのかもしれません。
大金を手にしても、地位や名声を得ても、変わらずノホホンとしたおじさん風なことが、人生の豊かさを感じる人ですね。
「休みの日は何をしているんですか?」なんていう私の質問には、先日は娘と買い物に行ってきたなんて話してくれました。
「欲しいものを買ってあげるよなんて言っても『いらない』なんて言うんだよ」なんて嬉しそうに話してくれましたね。
そんなわけで、私調べでは常石社長の欲しいものは愛と娘の幸せです。
…なんてこった。出来過ぎてんな。株主も安心の良い人風じゃないか!
これも「スプリックス社長」を纏っているからか?
また常石さんの手の内を探るべく、ご飯をねだっていきたいですね。
冗談めかしましたが、リスペクトしてます。
スプリックスも常石さんも。
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そうそう、話は逸れまくってますが、本の紹介で書いていたんでした。
先ほども書きましたが、同業の若い先生がた、就職先にスプリックスを検討している学生たち、
私が書いた2つの話を付け加えてこの本を読むと、理解が深まると思います。
改めてこの本をおススメしておきますね♪
「紹介した本ではその良さは出し切れてないけど、スプリックスも常石さんも凄いと思うよ!」
なんていう内容でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
献本が届くなんて知らないので自分でも買っていて、この本も2冊となってしまいました(^^;1冊は澤木先生にあげました。
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國立拓治
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