「本の内容のアイデアはありませんか?」
今月発売した新刊「くにたて式中間・期末テスト勉強法」の最終仕上げをしている最中、電話口で大和出版編集の竹下さんが唐突に言いました。
「……え、それは次に出す本のアイデアってことですか?いやぁ~、そろそろ出枯らしですよ!」
タンタンタンと3冊形にしてきましたが、そろそろ1冊の本にまとめるには手持ちのネタが切れてきてますとお伝えしました。
「そうですか~。新しい著者を紹介してもらったりしていきますかねぇ~」
こんな会話をしたのが2月頃だったでしょうか。
場面は変わります。
新学習指導要領での指導が始まり、大きな変化に指導現場はてんやわんや。
特にヤイヤイ言われたのが英語で、今まで順序良く指導をしてきた文法がいきなりドカッと一気に登場。
小学校で触れた英単語600語ほどは、すでに学んだ前提でサラッと進む展開。この大きな変化の中、うまく指導の流れに乗れない生徒たちも出てきているようなことをSNSで目にするように。
つい先日もほら。宮崎先生@宮崎教室が。
中1の英語の教科書。どの教科書も「小学校で学習した英単語」ということでL1に30語以上が出てくる。それも tired,hungry,see,speak,have・・・なんて重要語がどんどんと。子どもたちは「やったことあるかなぁ」という「???」の顔ばかり。英語の小中連携ってどの程度話し合いがされているのだろうか。
— miyajuku塾長 (@miyajuku) April 23, 2022
このツイートは反響あったみたいです。各地で共感を得た形。
全国一斉でデータは出てませんが、しばらくしたらまとまったデータがどこかから上がってくるのではないかと想像しています。
新学習指導要領になって、わかりやすい不具合がここで起きているということです。
再び場面が変わります。
今年4月、新刊の発売で三省堂を見て歩いているときに、小学生用教材棚を何気なく見ていたときのことです。
そのとき、棚に並ぶ「ふくしま式」の教材と、最初に紹介した2つのエピソードもふと思い出され、全てが重なりました。
あ……小学生英単語の教材作れないかな?
パッと妄想が広がります。
「ふくしま式」の教材はさくら個別でも採用している有名なもので、そのデザインフォーマットは知られたものです。ベストセラー教材シリーズです。
このフォーマットに乗せて、小学生英単語の教材があれば、今の小学生から中学生に移る際の英語学習の不具合解消に役立つのではないか?
やるならば暗記アプリモノグサで覚えるのが良いと思うから、この教材を買った人はモノグサで小学英単語を学ぶことが出来たらいいじゃないか。
妄想上で本の形は出来ました。私の妄想教材はこちら。
作りたいもののイメージを関係者に伝えようと勝手に作ったものです(笑)
あ、元の福嶋先生の教材はこちらです。
私の勝手な妄想です。勝手に大和出版やモノグサを絡めたやつ。
大和出版の人気シリーズの末席に入れてもらい、暗記アプリモノグサの力を借りることが出来たならば、良いものが世に広まるしいいよなぁ~という妄想ですね。
「モノグサをうまく絡めることが出来たら、企画書を作って大和出版に持っていこう」
そんな思いでモノグサ社まで行って相談してきました。
飯田橋にあるモノグサ社への訪問は、昨日一昨日で紹介したYouTube撮影と書店巡りで上京した時の話です。
さっそく先ほどのイメージ図も添えてやりたいことをモノグサの方に伝えてみましたが・・・
「モノグサを広く知ってもらうためにもとても魅力的な話ではありますが、今は一般の方々が特定のBOOK(暗記する内容のセット)を手に入れて取り組むシステムが出来ていません」
「先々はわかりませんが、今はまだ実現は難しそうです」
とのことでしたね。
んー残念。モノグサありきのアイディアだったんだけどなぁ~。
(そんなわけで、大和出版の竹下さん、ちょっと今は次の本のアイディアありません(+_+))
そこで代替となる意見を頂きました。
「形は変わりますが、さくら個別のモノグサを取り組むメンバーとして広く募集をして、さくら個別のアカウントの中で取り組んでもらうとかでしたら可能になりますよね」
なるほど。
暗記アプリモノグサを取り組むだけのメンバーということですね。あーそれは面白そう。
本として形には出来ませんでしたが、小学英単語の問題に関心があり、「中学入ってヒーヒー言うぐらいなら小学生のうちに小学英単語はキッチリ覚えてしまおう」というこの考えに賛同をしてくれる方に、モノグサの塾用年間使用料を払ってもらって取り組んでもらうということです。
いいな。特別な準備がほぼ要らない。本と同じように、教室のキャパを超えますし、距離も超えます。スマホさえあれば北海道や沖縄の方でも参加可能。
ちょっとこの頂いたアイディア、形にしてみたい。
私は常々モノグサはもっと広く利用されると良いと思っています。
モノグサおススメポイントは
「暗記具合に合わせた出題形式を自動で選んでくれて、ロスなく暗記完了までをサポートしてくれるところ」
「暗記具合を可視化出来ていてモノグサの示す『暗記度100%』は信頼することが出来、明確な完了目標となるところ」
の2点です。
もちろん、暗記度100%となってから放置をすれば記憶は抜け落ちていきますが、それでも1度覚えきったということが明確に判断出来るのは素晴らしいなと。
一度覚えきったものは、再度覚えきるまでの時間は圧倒的に短縮されますし。
また、ズルが入り込む余地がとても小さいのも魅力ですね。
「モノグサ」と検索をかけると「早く終わらせる方法」なんて検索予測が出てくるのがそれを物語ります(´▽`)
当塾でモノグサを取り組んだ生徒たちはわかりやすく数値で成果を出してくれました。
これら2点の理由とこの生徒たちの成果が、私がモノグサを勧める理由ですね。
ちなみに、本をもう1冊購入するぐらいの費用が追加で必要となりますが、大学入試向け「ターゲット1900」とか、英検向け「でる順パス単」とかもモノグサでの学習が可能です。
塾向けのモノグサアカウントの中では、こういった有名市販本のBOOKが有料販売されています。
こんな大学入試のターゲット1900を取り組みたい高校生とか、英検を受けたい生徒とかも巻き込んで、多くの人にモノグサに取り組んでもらえたらいいかもと感じているところです。
ちょっと一般の方がこういったコンテンツを利用してもらえるように、「さくら個別指導学院モノグサ校」みたいなものを用意していこうと企んでます。
小学英単語リストを作りたい!
さてさて、とっても長い前置き書いてますが、ここからがタイトルの話になってきます。
小学英単語を皆に取り組んでもらいたいとは簡単に言いましたが、その小学生に覚えてもらうべき英単語集がありません。
そのへんの商品を元に勝手に英単語集を作ると、著作権の問題が出てきてしまいますから、これはオリジナルで作るしかありませんね。
小学生が触れる英単語は最大600語だとか。600語ほどの英単語リストを色々調べて作れたらと思っています。
夏までに準備をして、夏に参加してもらえることを目指して動いてみます。
また、英単語リストを作っていく過程をご紹介しますね。過程こそブログの醍醐味です(´▽`)
最近思ったこと、企んだこと、動いていること、
ご紹介してみました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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