今度の冬期講習で、中1中2向けに英単語講座を開講してみることにしました。
きっかけは・・・森塾勉強会でしょうか。
先日、名古屋駅前で行われた森塾勉強会に澤木先生と一緒に参加してきました。
森塾とは当塾で使用している教材フォレスタの制作元の塾ですね。
全国に直営100校舎以上。1校舎あたり200名から300名の生徒がいる塾なので、生徒数は2万人を超えます。
この人数での学習指導の取り組み、この塾ではデータとして日々収集することができるのです。
個人塾の先生が言う「私の経験から言うと・・・」という感覚頼りの学習指導のセオリーは、正しいかどうかの信憑性が低いです。
極端な例で言うと個人塾の先生の経験論は、昔のスポーツ指導セオリーである「運動時には水を飲むな」みたいな非科学的な感情論根性論かもしれない可能性もあったりで。
それに対して森塾。なんでも数字で表して、数字で殴ってきます。統計学に基づいて。「測れないものは改善できない」なんて名言出して話してらっしゃいました。
100校舎2万人を超える生徒たちへの学習指導の取り組み結果を統計学で数字として調べ、その取り組みの有意性を見てくるのです。
本当になんでもですよ。面白かったのが、教室の講師たちへの懇親会の補助金の金額についてのお話。
「講師の先生たちが塾に愛着を持って塾の想いに賛同して一生懸命取り組んでくれるほうが生徒の成績をより上げることができる」
「それを強めるべく講師との懇親会の補助金を3倍にして講師たちとの心の距離をより近づけたら、より生徒の成績は上がるのではないか?」と、実際に補助金を3倍にしてみるという取り組みを過去にされたそうです。
その取り組みは実際どうだったのか!?
「・・・これは有意差がありませんでした。みなさん真似されないでください」
常石社長のこのセリフが面白かったです。ほんと何でも測ってきます。
さて、その日の勉強会の中で、森塾がフォレスタ英単語という教材を開発し、講習時に英単語講座を実施し、その後の生徒たちの点数を追跡して調べた話も伺えました。
とても信憑性の高い数値を出して、きっちりと点数が上がっているというデータを見せてくれました。
森塾が数字で示して伝えてくるとほんとに説得力あるんですよね。さらにありがたいのがこの点数が上がった森塾での取り組みの詳細は教材を購入している塾には教えていただけます。
実際、当塾でもその方法を元にフォレスタ英単語を使って中3生に英単語指導をしています。
これを今回、中1中2にも実施してみようということですね。講習時に大きな時間枠を割いての実施はこれが初めてです。
英単語って地味だけどものすごく大切なんですよね。英単語が身についていないと長文は手が出ませんから。
逆を言えば英単語が沢山身についてしまえば、多少文法的に怪しくても、国語力で補って長文内容を理解してしまうこともあり。
これが長文問題を「英単語で殴る」という状況ですよね。英単語で殴れるように英単語をやらせたいです。
英単語は「各自やっておけよ」ではなかなか身につきませんし、せっかく学校が止まる貴重な機会なんで、今回やってみます。
80分の授業枠を1日2コマで4日間。合計8コマを英単語を身につけることだけに時間を割きます。
日本語から英語、英語から日本語、どちらもできるように40問ずつ取り組んで、昇級式で取り組みます。
開講時間帯は夜の2コマを授業受講のために確保すべく避けて、夕方の2コマです。
また詳細は来週配付する冬期講習申込用紙で御覧ください。原則英語の講習受講をすることが受講条件となりますので予めご了承ください。
ちなみに当塾でも講習時に毎回利用しているフォレスタステップという復習教材。この教材を使用してきっちり復習をしてから取り組む次の学期でのテストは・・・
フォレスタ英単語を凌いで大きく点を伸ばしていることがデータで出てるそうです。統計学的にとても高い信ぴょう性で(^o^)
これらの教材を使いながら、冬期講習できっちり復習していきましょう。冬期講習の案内は来週からの予定です!
今日は英単語講座をやることにした経緯を書いてみました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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