今度の定期テストで岩倉中学3年の英語科でこんなプリントが配られました↑
こういうプリントというのは規模の小さな中学で、クラスの中での学力レベル差が大きい中学でよく使われる手法だという認識でした。
岩倉中学でこういったプリントが配付されるというのは稀なことです。
1学年7クラスあるマンモス校ですし、このプリントの存在を知った時の気持ちは複雑でしたね。
単純に塾の立場として「あ、ラッキー。キッチリ前日に生徒にやってもらって確認をしよう」なんて気持ちがまずあって。
そこから、「岩倉中でこういう〇点そのまま出すみたいなプリント、過去15年で記憶にないぞ。何が起きてる?」なんて気持ちになり。
「コロナの影響か?指導時間が少なくなって理解の浅い子が沢山出ているのか?」なんて心配になり。
どういうときに学校はこういったプリントを出すのでしょうね?
クラスの生徒の中での学力差が大きい場合と言うのは、簡単すぎるテストにすると100点連発となり、難し過ぎるテストにすると点数一桁連発となり、調整が難しいと。
そう言った場合に、テストのレベルは下げずに努力で点が取れるパートをこういったプリントを配布して作り、上手く生徒たちの点数を分散させて評価をしやすくするのではないか・・・と素人考えで私は思っています。
学校の先生方、どうでしょうか?合ってますか?教えて学校の先生!
今回はコロナの影響もあって非常時です。愛知は公立高校入試で範囲を削除しない方針でいます。夏休みも利用して休校の穴埋めを試みます。
3か月の休校での削れた分の辻褄を合わせるための歪みとして、このプリントを出したのかなぁとか思います。苦肉の策じゃないかと。
嬉しいような悲しいようなドキドキするような、複雑なプリントについてお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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