日曜ですが定期テスト前で本日教室開放日です。
本日多くの中学の学校ワーク5科目点検日になっています。
今年はどの中学も定期テストが1学期1回ですし、大半の生徒がキッチリとワーク点検を終えていく中、ワークが間に合わない常連の中3生がいました。
2教科何とか仕上がるものの、どうやら今回も間に合わなさそうです。
提出物は間に合わないものの、テスト自体は素晴らしい結果を持って帰ってきたりする謎多き生徒で、前学年では両手で表現できる学年順位を2度取ってきて驚きました( ゚Д゚)ウソン
こういった期日までに何かを終えるために段取りを考えて物事に取り組むということが、とてもとても苦手な人というのがいるようですね。
おそらくそういう感じだろうとは思うものの、どうしたものかとその生徒に相談にいきました。
「こういう段取りを作るのが本当に苦手な人がいるらしいし、恐らく君はその苦手な人じゃないかなぁと思うのよね」
「どう思う?『そういうことでこれは治らないし仕方が無い!』とするのか、『できることなら治るといいな』…なのか」
「・・・できることなら治したいです」
「そうしたら、今俺が考えられる作戦って、期日までに提出物が完成しなかったときに大きく不快なペナルティーを設定することしか無いんだよね」
「不快なペナルティーを設定しておいて、『こんなことが巻き起こるなんて絶対やだ!提出物頑張る!』という作戦ね。どう?」
「君にとって普段の生活で大事にしていることで、制限されたら不快なものってなにか無いかなぁ?」
その生徒は少し考えてから言いました。
「・・・ご飯の量を減らす」
ご飯の量を減らす!?( ゚Д゚)
なんと斬新な。どれぐらい食べるのか知らないけどこれは面白そうです。
「そりゃ面白そうだな。それにしよう。たとえばご飯のお代わりをしないとか?」
「・・・おかずの量を減らす」
「でも大皿におかずが出てくる家庭なら制限が難しいね。どれぐらい食べるか知らんけど、お母さんに頼んでみようか」
「せっかくだし早速設定してみようよ。今日間に合わない残り3教科、いつまでに終わらせる?」
「・・・火曜まで」
「決まりね。火曜までに出来なかったらおかずを減らそう。お母さんに頼んでおくね。ご飯制限しなくていいように頑張れよ!」
こんな相談で提出物提出相談を終えました。
もちろんこの相談のおかげで提出物がビシッと仕上がることを目指すのですが・・・・
・・・
・・
・
おかずが減らされるエピソードを聞きたい自分も居ます(;・∀・)アカンアカン
そんなわけでお母様、また提出物が間に合わなかったときには御連絡をするので、おかずを減らす作戦へのご協力お願いします(^^)
今日はこのへんで。
それでは。
國立拓治
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