昨日で内部生面談ラッシュは一段落でした。
昨日最後の面談は中3Aくん。
Aくんはスポーツと勉強を両立させながら志望校へ向けて頑張っています。
中3に入って勉強にも本腰が入り、この2学期の通知表は過去最高内申で志望校合格の可能性をグッと高めています。
スポーツを真剣に継続して取り組んでいる人の勉強に取り組んだ時に出すパワーというのはやっぱり凄いですね。
スポーツへの取り組みを勉強に乗せ換えるだけですからね。頑張る練習はスポーツで日々してますから。
順調に志望校の合格をたぐりよせているAくんには勉強の内容についてアドバイスすることはほぼありません。
Aくんには心の持ち方について話をしました。
「(全力で頑張って合格を勝ち取ること)を目指していくんだけどね、もしも上手くそんな展開にならないときは、次に目指すのは(全力で頑張って不合格をもらってくること)だからね」
Aくんは驚いて言いました。「そっち!?」と(笑)
「もちろん。大して頑張ってないのに手に入れてしまった合格なんて価値が無い。全力をぶつけるということが入試の合否より大きな意味があると思うよ」
「これからの人生で(全力をぶつけて頑張った)という経験があらゆる場面で活きてくと思うんだよね。各場面で全力ぶつけりゃいいだけからw」
「まぁ、先生の想いなんだけどね・・」
大人のビジネスの世界であるならば「結果が全て」なのかもしれませんが、発展途上中の子供たちに関していえば「過程こそが重要」じゃないかなと。
人気漫画「宇宙兄弟」の中で主人公ムッタも言ってました。
本気の失敗には価値がある
生徒たちに本気で取り組むことの重要性を伝え、本気で取り組むという経験を塾でプレゼントしたいですね。
今日はこのへんで。
それでは。
國立拓治
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