今回の定期テストは中1生たちの定期テストデビューでしたね。
当たり前のことではありますが、まだ要領を得ない子たちも多いです。
「今日もテスト範囲表を持っていないのか?」
「アクティブ地理をまだやっていないの?」
「都道府県出題するって書いてあるじゃん?」
「わからなかった県は書くんじゃなくて場所を覚えるの」
「ワークは4ページからじゃなくて2ページから範囲だよ」
定期テスト勉強のイロハは、ある程度学校からも指示があると思うのですが、その指示通りやれる子ばかりじゃないですよね。
こういう子たちには「中1生の定期テストのキホン」というのを別で用意した方が良いかも。
そう思わされるテスト前でした。ちょっと考えてみましょう。
どんな内容で作ったらいいだろうか?
昨日指導をした中1生たちをイメージして……
書き出しはこんな感じでしょうか。
定期テストは今まで習った勉強が身についたかを調べるテスト。
テスト範囲表に書かれた内容から出る。
テストで点が取れるように準備をしていこう!
キホン1 テスト範囲表はいつも持っておく
→学習時にすぐに見れるように持っておくということですね。
言わずともだんだんとわかってきますが、最初からちゃんと伝えます。(塾で1枚掲示していていて、生徒が困る場面が無いのがイカンですね)
今の時代なら、その子がスマホを持っていれば1枚写真に撮らせておくと良いですね。
キホン2 範囲表に書かれた内容は全部勉強する
→そもそも読んでいないなんて子もいて。目を通して大事なところにマーカーをしたり、範囲表の見方も一緒にやるといいですかね。
提出指示に赤のマーカー、大切なところに青のマーカーとか。
キホン3 暗記でとれるところは満点取れるように準備する
→絶対出るよと言われている部分は完全に出来るように準備をして当たり前という感覚も教えてあげなきゃいかんですよね。
都道府県だったり、国語の漢字だったり。努力がそのまま点数に変換出来るところは全員の守備範囲です。
キホン4 マル付けは1ページごとにする
→地味だけど大事なコツですよね。学年問わず入塾者には指導をする内容ですが、地味内容で表に出にくいのでここに入れましょうか。
こんな感じでしょうか。このへんが今まではわざわざ文字にして伝えてこなかったところですね。
ここから実際のテスト勉強内容として、いつも言っている「アウトプット重視」だったり「まとめ勉強はしない」なんて指導を入れたいですが、中1生のキホンとしてはまずはここまでかな。
中1生を集めて教える場面作っても良いかなぁ。またピクトグラム使って1枚作るかな。
ブログを遡ったら2年前にこんな記事も書いてました↓
テスト範囲を教科書で示せるかどうかで、把握具合はわかりますからね。中1生の保護者の方は把握しているかテスト範囲表片手に試してみると良いです。
定期テストへの意識のレベルがわかります。
把握できてないような子は、テスト範囲が出た時点で教科書やワークに印をつけるようにするといいですね。
参考にしてみてください。
中1生たちのテスト勉強の取り組みから感じたこと書いてみました。
今日はこのへんで。
それでは。
自習時に座席番号プレートに範囲表を挟み込むという生徒が考えたワザです。素晴らしい。中1生に真似して欲しい(^^)
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國立拓治
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