匿名メッセージサービス「マシュマロ」に質問が届いてました。こちらです↓
なるほど。
大手塾の講習に参加したら解けなくて不安が高まったと。で、継続して塾に通うかどうか迷っていると。
そして、「通塾しないと決めたなら、学校の進度通り勉強をしていて受験勉強は間に合うものかどうか？」という質問ですね。
結論から先に言うと間に合います。
講習に参加した大手塾のそのクラス、上位クラスじゃないですか？
おそらく、「中3の指導内容を早めに教えきってしまって、入試レベル問題演習をじっくり取り組む」というパターンで入試を迎えるのではないかと思います。
言ってしまえば中高一貫校の大学受験の戦い方と一緒ですよね。
それで早めに指導をしている部分があって、夏期講習でそれも行っていると。でもそんな予習部分を講習生にも解かせるというのは少々かわいそうではありますね。
「ほら、これがうちの塾の進度です。習っていないところは出来なくても仕方ないけど、このスピード感で入試を目指すんで、そこんとこよろしく」という塾からのメッセージか。
はたまた、「ほら、不安でしょう？塾はこのスピードでやってるよ。塾で勉強した方が良くない？」といういやらしいメッセージか(+_+)
先取りで演習を増やすという作戦で最上位校を目指すのでしょう。最上位校にピントを合わしてあるので、ランクが合わないとそういった指導も毒になったりしますけどね。
そうそう、勉強が学校のペースで入試に間に合うかどうかでした。
「間に合う」とお伝えしましたが、もう少し細かくお伝えすると、
「間に合うが、最上位校（合格者平均内申が40を超える高校）受験であれば予習をしたほうがより良い」
「上位校（合格者平均内申が40を切る高校）であれば学校進度で充分間に合う」
といった感じでしょうか。
基本的には愛知県ではいずれも間に合うんです。当塾は基本学校ペースに沿います。最上位校ももちろん合格していきます。
もともと愛知県公立高校入試はそれほどの難易度ではなく、塾無しでも最上位校を突破出来ます。（神奈川の最上位校とかは塾無しはシンドイそうですが）
最上位校は入試当日点9割ほど必要ですが、それ以下の上位校であれば多くとも入試当日点8割ほどで合格が出来ます。
すると、各教科の難易度が高い問題を2割落としても合格が可能なのです。得意な教科で点を稼ぎ、苦手な教科も手堅く難易度が低い問題を取ることができれば、合格が可能なのです。
お子さんの志望校のレベルはどれほどですか？（そもそも愛知の方ですか？愛知の方でなければお話してきたこと全て崩れますｗ）
最上位校を目指すのであれば、よかったら予習を組み込んでみてください。最も難易度の高い問題を制覇出来るように、演習時間をたくさん確保出来ると良いです。
上位校までであれば、予習しなくても充分間に合います。
予習をする場合ですが、まずは英語をおススメしておきます。目的は、長文問題の演習が出来るようにするためです。そのためにあと少し残っている文法を予習すると良いです。
あとは、最上位校受験であれば数学も。愛知で言うと数学の問題で難易度が高いのはここから学ぶ「相似・三平方」を絡めた図形問題です。
最上位校受験で言えばこの問題を解けるかどうかが勝負という感じでもあります。二次関数・相似・三平方の予習も。
国語や社会は予習必要性薄いでしょうか。
今日合わせて3日ほど夏休み残ってます。まず英語の文法やっちゃってください。今日からやって9月中には終えると良いですね。数学も2学期中に終えてしまうと良いです。
もしも最上位校受験であれば参考にしてください。
以上です。愛知をベースにしてお返事していますから、他府県であれば改めてその自治体の塾の先生や学校の先生に相談してみてくださいね。
追記！お礼届いてました！↓
今日はこのへんで。
それでは。
本日より通常授業再開です！
定期テストを頑張りたい全ての中学生へ！3刷重版出来中！↓
全ての中学生へ！おかげさまで２万部突破！１０刷重版出来中！↓
高校入試を検討し始めたらこちら！２刷重版出来中！↓
勉強のキホンを小学生高学年へ向けて書いてます！3刷重版出来中！↓
兵庫県伊丹市に伊丹校を開校しました！こちら！
初めてこのブログにお越しいただいた方はこちら！
愛知県公立高校の高校別入試情報をBASEで販売中！こちら！
塾の先生向けに教室掲示物等もＢＡＳＥで販売中！こちら！
「友だち登録」でblog更新情報をLINEで通知します！
國立拓治
最新記事 by 國立拓治 (全て見る)
- 中学英語教科書ニューホライズン2年にだけ掲載されてた「英単語の覚え方」 - 2024年11月18日
- 愛知公立高校進路希望倍率ベスト10～2024年と2006年を比較！～ - 2024年11月14日
- [小学生]これだけ!英単語360の特典クリアファイルプレゼント！ - 2024年11月12日
